2012/05/08

立体の間取り



設計図は2D。建物は3D。

設計図は、空間を作るため、設計意思を伝える「媒体」です。
空間をイメージしすると、2Dの範疇ではおさまらず、頭の中は3D=「立体」。
それを検証したりプレゼンしたり、設計の補完ツールが、模型やパース。

「ハウスメーカーの図面はぱっと見て分かるけど、アイズさんのは平面図だけ見ていてもよく分からない・・・」とよく言われます。クライアントにとっては、「これまで見たことがない」プランだそうで、、、

工場で出来る家は、究極の効率化、それだけプランも「標準的」で「大量販売」が前提でないとなりたちません。車のカスタマイズとは意味合いが違うでしょうし、、、

建物は「3D,立体」。
規格でないプランを考えると、間取りも立体になります。

「規格品」や「ハコ」では表現しきれない「それぞれの暮らし方・すごし方」を「間取り」としてカタチづくるが、デザイナー・建築士の仕事だと思います。




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