2024/01/26

古民家再生 茅葺撤去

 


川崎市・日本民家園 旧伊藤家住宅、茅葺屋根の改修工事、昨年初夏の様子です。
「トレンチ」撤去・調査の後、茅葺が撤去されました。


本案件では現況調査に伴い、CAD入力~3Dモデルをお起こしています。写真とほぼ同じアングルのアイソメ・モデル。垂木伏と野中(ヤナカ)伏のモデルです。軸組のモデルは補修箇所等の記録としても図書化。



2024/01/22

検討は立体です~25年前のシステムと、最新のBIM


CGパース、代表はMacOS9でやってます。25年前のシステムです😀あまりにも古いので、出来上がった画像の拡張子.pctまで入力しないと、使いものにならないようですwww

うまいこと調整する技能は、歳と共に強化され、プレゼン・打合せには充分対応。いい具合にCGパースが仕上がると、テンション上がりますし、クライアントにもその温度感は伝わります。

検討するには、3D化していく過程は、より状況を理解できます。やはり建築ですので立体ありき。

ただ会社としましては、最新のBIMを導入しています。そちらはCADオペさんの方が、抜群に使えてますwww


2024/01/19

古民家再生 棟の下地

 


トレンチ時には、棟の調査も行っています。
大丸(ダイマル)と呼ばれる、茅を束ねた棟の下地が層になっている状況が確認できました。
棟部分、詳細図。


復元前の状況を調査し、断面構成を図面起こします。DX化・デジタル化し記録保存します。
歴史的建築物にDXの取り組みは、このような断面図から3Dモデルまで。他設計事務所では出来ない、アイズらしいアプローチです。





2024/01/12

古民家再生 トレンチ工程



復元前の状況を調査し、断面構成を図面起こします。DX化・デジタル化し記録保存します。
歴史的建築物にDXの取り組みは、このような断面図から3Dモデルまで。他設計事務所では出来ない、アイズらしいアプローチです。

その調査のために、既存茅葺撤去前に「トレンチ」を切ります。


川崎市・日本民家園 旧伊藤家住宅、茅葺屋根の改修工事、昨年初夏の様子です。
トレンチは、建築において、設備配管などのために設けた溝を指す用語ですが、文化財保存改修では「断面構成を確認・調査」するために、溝状に部位を切断・一部撤去する工程です。


2024/01/09

児童福祉施設 杭工事

昨夏お引渡しの保育園につづき、児童福祉施設の案件が続いています。
川崎市内児童福祉施設、工事が本格稼働、監理業務のステージに入りました。


杭打設前に機器類キャリブレーション・材料検査の立会。キャリブレーションとは、各機器類の作動状況を測定、規定値通りの作動状況を確認します。当該敷地では、コンクリートパイル杭。大きなタワーにはセメントがはいります。


杭先端に取り付く先行掘削のドリル状の部位。仕様・寸法を現地で確認します。

建築監理者は建設プロジェクトにおいて非常に重要な役割を果たします。
その一つが、品質管理。 建設プロセス全体で品質を確保します。設計に基づいて工事が進むことを確認し、品質基準が満たされているかを確認。建物の安全性や機能性が担保されます。

2024/01/05

大穴八幡宮詣で


新年の挨拶まわり。
出先近くに大穴八幡宮がありましたので、こちらにもご挨拶。

後ろに並んでいたご年配の方が「八幡宮は寺だろ、柏手は打たねぇんだよ」と、江戸っ子ぽい口調でお話しでしたので、慌ててグーグル先生に確認……神社でした。

大穴八幡宮は、商売繁盛や出世、開運に利益があるそうです。
事業繁栄の御祈願には、正にでした。




2024/01/04

新年のご挨拶

新年謹んでご挨拶申し上げます

地震被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます


一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、本年9月に20周年を迎えます。
これまで沢山の素晴らしいご縁に恵まれました。厚く御礼申し上げます。



私たちは20年間にわたり、信頼のお客様、貴重なパートナーシップ、そして優れたスタッフと共に、建築設計・インテリアデザインの実績を積み重ねてまいりました。手掛けたプロジェクト総数は200を超えます。共に歩んでくださった皆様へ、感謝いたします。

プロジェクト実績、20年間の歩みは、その時その時、様々で、たくさんのご縁の積み重ね。これからも一つ一つ丁寧に、一歩一歩着実に、ご縁に感謝し、精進してデザイン空間を提供して参ります。

一級建築士事務所(有)アトリエアイズ
代表取締役 今井 博康