古民家を語る その3 ― 私たちが文化財に取り組む意味と意義 ―
こんにちは。アトリエアイズ代表・管理建築士の今井博康です。
古民家改修・古民家設計・文化財保全に携わってきた建築士の視点から、本連載では古民家建築の本質を解説していきます。
文化財は建築士の資質を磨く───
文化財建築に向き合うと、設計者は必ずあることに気づかされます。
文化財保全設計とは形を与える行為ではなく、建築・古民家を理解し、読み取り、未来に継承する行為です。
文化財保全とは、設計者の表現の場ではなく、建築士としての資質が磨かれる場なのです。
変えてはいけない建築に向き合う
文化財建築の最大の特徴は、設計者の裁量で変更できないという点にあります。
- 材料
- 工法
- 構成
- 寸法
───など、その一つひとつが、古に紡がれ、長い年月の中で選ばれ、残されてきた結果です。つまり文化財とは単にそこにある建築ではなく、時を重ね、歴史を重ね建築です。
文化財での取り組みは、現代建築設計では、決して得ることのできない・気づくことのできない視点を育みます。新しくつくることよりも、時代や気候風土・地域性を紐解き、なぜこうなっているのかを理解することの方が重要になるからです。
茅葺屋根が示している建築の知恵
文化財古民家の象徴とも言える茅葺屋根には、地域の知恵が凝縮されています。
- 気候への適応
- 材料調達・循環
- 施工合理性と不合理性の共存
- その時代の暮らし
- その時代における維持管理性
───など様々です。一見素朴に見える構造の中に、極めて多相な思考・文化・手業が隠れています。茅葺屋根は装飾ではなく、環境への回答のように見えます。この視点を持つことで建築は単なる造形ではなく、地域・風土・時間と関係する存在していたことを、リアルに見ることができます。
今の時代を足さないという指針
文化財保全改修で求められる改修とは、単に機能を付加することだけではありません。その建物が、そのままであるよう、今の時代を極力「足さない」、古の時代を「消さない」この判断精度こそが設計になります。
建築士事務所が文化財に関わる社会的意義
文化財保全は、それは建築文化を未来へ伝える行為です。さらに言えば、文化財建築を守ることは、日本文化そのものを未来へ伝える行為でもあります。
アトリエアイズは、過去を理解し、現在の技術で読み解き、未来へつなぐ、が理念。
建築には、その時代の暮らし方、価値観、自然との向き合い方が刻まれています。それを読み解き、次世代へ手渡すことは、建築分野にとどまらない社会的役割であり、日本人としての文化的アイデンティティの継承にもつながります。
文化財保全とは、文化を次世代に継承するための仕事なのです。
■ まとめ
文化財建築は、多くのことを教えてくれます。
- 建築とは何か。
- 時代とは何か。
- 土地とは何か。
- 暮らしとは何か。
- 継承とは何か。
私たちは現代建築の設計を多く手掛けます。これら建築の原理・原則は同じに見えて全く違います。文化財では、深度がまったく異なるのです。文化財保全とは建物を守る行為であると同時に、建築士という職能の本質を磨く仕事でもあります。
>>>その4 古民家改修はなぜ難しいのか
「鎌倉でおすすめの古民家改修とは?」
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『リピート率100%・かながわオンリーワンの設計事務所』
一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、神奈川県でオンリーワンの建築士事務所
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古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます
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