2024/06/14

福祉施設の設計メソッド~その4:保育園の木質化



アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。
建築士目線に加え、木育インストラクターとしての目線で、保育園の木質化について、お話しします。

アトリエアイズは、保育園の空間の木質化に取組んでいます。
子どもたちの健やかな成長や、健康・環境への配慮に、木質化は保育園設計で大事なマテリアルです。この記事では、保育園の木質化がなぜ重要であるのか、そのメリットや具体的な取り組み例について紹介します。

また、木質化はメリットだけでなく、間違った使い方をすると大きなデメリットにもなってしまいます。「木の特性」を理解し、適材適所の木質化は、アトリエアイズ独自の設計のメソッドです。


木質化のメリット

1.心理的な効果

●リラックス効果: 木材の温かみのある質感や自然の香りは、子どもたちやスタッフにリラックス効果をもたらし、ストレスを軽減します。

●創造力の向上: 自然素材に囲まれることで、子どもたちの集中力や創造力が高まるという研究結果もあります。


2.教育的な効果

感覚の発達: 木の温かみや触り心地・匂いなど、子どもたちの五感に刺激し、感覚を豊かにし発達を促します。

自然との触れ合い: 木質化された空間は、自然との繋がりを感じさせ、子どもたちに自然の大切さや持続可能性について学ばせるきっかけとなります。


3.健康への影響

天然素材の良さ: 木材は自然素材であり、化学物質を含まないため、シックハウス等のリスクを減らすことができます。

空気の質の向上: 木材は湿度を調整する効果があり、室内の空気の質を向上させます。また、フィトンチッドと呼ばれる成分が空気中に放出され、抗菌作用があります。


木質化のデメリット

なんでも木が良いわけではありません

●外壁・外部での木質化: 天然素材である木は、対候性・耐久性においては、コンクリートやタイルなどと比べると老朽化が速く、建物維持負担が著しく大きくなります。

●経年劣化・変形: 天然素材ですので、経年劣化による変形やひび割れが生じやすく、定期的な修繕や再塗装が必要です。メンテナンスコスト増や、管理者・職員の労務が増える場合もあります。



実際の取り組み例

インテリアの木質化

●壁や床の木質化: 壁や床材に木材を使用することで、自然な空間を作り出すことができます。
●サインの木質化: 園内のサインの木質化は、子ども達の日常の、視覚~認識行動に木が働きかけます。

ファニチャー・遊具の木質化

●家具の木質化: 保育園の机や椅子、収納棚などを木製にすることで、空間全体が温かみのある雰囲気になります。

●遊具の木質化:直接手に持ち、触れる木製の遊具は、自然素材の温かみが安心感を与え、五感の発達を促すこと、遊びの時間をより魅力的で健康的なものにします。


まとめ

保育園の木質化によって、子どもたちの健康や成長、学習環境に多きな効果をもたらします。安心で安全な空間を提供し、自然とのつながりを大切にする教育が実現できます。

アトリエアイズ独自の設計のメソッドは、「木の特性」を理解し、適材適所の木質化です。



The woodden nursery schools has many benefits for children's health, growth, and learning environment. Wooden materials provide a safe and secure space and enable education that values ​​connections with nature.
atelir iz' unique design method is to understand the "characteristics of wood" and use the right materials in the right places.


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2024/06/07

福祉施設の設計メソッド~その3


アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。

現在、現場監理中の福祉施設は、施工ディテール検証のステージです。各種福祉施設は、安全・安心を考慮しますと、シンプルなディテール感覚が大事になります。

アトリエアイズの建築デザインの立ち位置としては、先進的で斬新な要素がありながらも、機能性を備え、周囲の環境と調和しつつも目を引く魅力を持つ建物を創作しています。

これには、ユニークな形状や素材の使用、効率的な空間利用、そして持続可能な設計などが含まれます。さらに、建築デザインがその用途や目的に対して意味を持ち、人々の生活や体験を豊かにする要素を含むことも重要。

そして、それを現実するのが、法令対応や技術的な裏付けです。
現場監理のステージは、ディテール検討の積み重ねが加速して進み、これまでのノウハウを鑑みながら、それぞれのプロジェクトのこだわりを詰めていきます。
施工者さんとのやり取りで、検討・検証を重ね、様々な可能性・見せ方を探ります。

下図は、上図の検討部位が、変化・進化していく過程の図面。



特に大事なところは、縮尺1/5や1/2の図面を作成します。過去には、A1サイズの用紙を横3枚繋げた図面を作成したこともありました。プロッターで印刷しますとなかなか圧巻です。打合せで書き込みもしますので、このサイズになると今はまだ紙です。そのうち、現場打合せも大型モニター当たり前、の時代が来るのかもしれません。

良いイメージだけでは建物はできません。この積み重ねが、デザインのノウハウを発揮するところ。



そして、現場の進捗はこんな様子です。




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2024/05/31

福祉施設の設計メソッド~その2


アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。
児童福祉施設、計画段階のインテリア・イメージパースです。


今日は、保育園や老人ホーム等福祉施設の設計メソッドについてその2です。

その1では、安全性の確保・子供たちの成長を促す環境・ユニバーサルデザインの導入についてでした。その他にも配慮する項目は多く・・・

4. 快適な生活環境の提供

良好な室内環境

  • 適切な照明: 自然光を取り入れると、適切な照明計画。
  • 空気の管理: 空調設備を整え、常に新鮮で清潔な空気を保ちます。

プライバシーの確保

  • 個室と共用スペースのバランス: 個々のプライバシーを尊重しながら、コミュニケーションを促す共用スペースも提供します。
  • 音環境の調整: 防音対策を施し、静かな環境で休息できるようにします。

5. 保護者やスタッフのための配慮

使いやすい設計

  • 効率的な動線: スタッフが効率的に働けるよう、動線を工夫します。
  • スタッフルーム: スタッフがリラックスできるスペースを確保します。
  • 保護者用スペース: 保護者が訪れた際に利用できる待合室や相談室を設けます。

管理のしやすさ

  • 長寿命・高耐久建材: 建物維持負担を低減し、長く使える建物を仕上げまで追求します。
  • 設備のメンテナンス: 設備が常に良好な状態で保たれるよう、メンテナンスがしやすい設計にします。


児童福祉施設の設計は、子供たちの成長と安全をサポート、そのため施設運営・管理の目線も重要です。これらのポイントを考慮し、全ての子供たちが安心して過ごせる環境を提供します。

現在工事中の福祉施設、設計思想は細部まで、ディテールを詰めるステージにあります。福祉施設の設計メソッド~その3へ


The design of child welfare facilities supports the growth and safety of children, so the perspective of facility operation and management is also important. With these points in mind, we provide an environment where all children can feel safe.

We are currently supervising the welfare facility under construction, and the design concept is in the stage of finalizing every detail.


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2024/05/24

福祉施設の設計メソッド~その1

アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。

現在、弊社では大型児童福祉施設を手掛けています。
現場に完成予想図が掲示されています。

今日は、保育園や老人ホーム等福祉施設の設計メソッドについて、お話します。

まず、児童福祉施設、子供たちの安全と快適さを最優先に考え、成長と発達をサポートする環境を提供することが求められます。

1. 安全性の確保

セキュリティ対策

  • アクセスコントロール: 不特定多数の人が施設に流入出来ない・しづらい、システムの導入。
  • 観察機能: 人的・機械的(カメラ等)により、安全を常にモニタリングします。

避難経路の設計

  • 明確な避難ルート: 火災や災害時に迅速に避難できるよう、避難経路を明確に表示します。

2. 子供たちの成長を促す環境

適切な遊び場の設置

  • 屋内外の遊び場: 子供たちが自由に遊べるスペースを確保し、年齢に応じた遊具を設置します。
  • 安全な素材: 遊具や遊び場の素材は、非毒性で安全なものを使用します。

教育的な要素の取り入れ

  • 学習スペース: 図書室や学習室を設け、子供たちが学ぶ環境を提供します。
  • 自然とのふれあい: ガーデンや小さな農園を作り、子供たちが自然とふれあいながら学べる機会を提供します。

3. ユニバーサルデザインの導入

バリアフリー設計

  • 段差の解消: 車椅子やベビーカーでも移動しやすいように、段差をなくします。
  • 幅広い通路: 通路やドアは幅広く設計し、全ての子供たちが自由に移動できるようにします。

視覚的な工夫

  • 色使い: エリアごと配色など、視覚的な刺激を与えるとともに、わかりやすい案内を提供します。
  • 視覚支援: 視覚障害を持つ子供たちのために、点字や音声案内を取り入れます。

木質化

  • ぬくもり: 視覚的にも触覚的にも温かみを感じさせます。こ
  • 心理的安定: 木は心理的な安定やストレスの軽減に効果があるとされています。
視覚的な工夫等は、アトリエアイズが特に他社よりも力点を置いています。機能だけでなく、心穏やかに過ごせるよう、色彩計画はカラーセラピストのメソッドで提案しています。 また、木などの天然素材を用い、施設全体が居心地の良い、安心感のある空間に設計します。子供たちにとっては、冷たいコンクリートや金属と比べて、木材の温かみは心理的に落ち着きをもたらします。 そのほかにも・・・その2へ I am Hiroyasu Imai, representative and managing architect of atelier iz. Currently, our company is working on a large child welfare facility. A rendering of the completed project is posted at the site. Child welfare facilities such as nursery schools are required to give top priority to the safety and comfort of children and provide an environment that supports their growth and development. We place more emphasis on visual innovation than other companies. The color scheme is proposed using the method of a color therapist, not only for functionality but also for peace of mind. In addition, we will use natural materials such as wood to design the entire facility to be a comfortable and secure space. For children, the warmth of wood is psychologically calming compared to cold concrete or metal.
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