2019/12/27

暮れ

2019年も暮れてゆきますね。

年の瀬に腎臓疾患再発で、関係各位にはご迷惑おかけし大変失礼いたしました。また、併せてご心配ご助力いただき本当にありがとうございました。

今年・・・というより、一昨年よりつづく怒濤の忙しさでした。遠方福島でのお仕事や、地元川崎市の公共施設設計のお仕事など。
公共施設案件を受託するため、入札登録をしてから三年目が昨年。少しずつ指名も増え、三年生…四年生としては、少々出来すぎなほどでした。

持病再発については、ワーカホリック、働きすぎであることは否めませんが、数年前に切り替えた新しい投薬が候をそうし、安定期が長くなった分、再発が予期しずらかった反省があります。
ただ、何事も学習、新しいケースもだいたい分かりましたので、今後の対処は随分とよいタイミングを狙えるようになると思います。

あと・・・働きすぎを反省すると同時に、移転先の地元神社と身代わり不動尊へのご挨拶が薄かったことも大いに反省し、改善の報告とお礼参りをいたしました。

今年のゆく年くる年は穏やかに過ごす予定です。

皆様におかれましても、よいお年をお迎えくださるようお祈りいたします。


aiz web : www.a-iz.co.jp

2019/12/17

動機付け


建築デザインにおいて、

動機付けとは
→人のここがうごく
→行動・導線の展開 とすると、

ある用途を設計しようしたとき、

偏った用途の設計ノウハウの羅列→狭義な情報「提供」
様々な用途の設計ノウハウの展開→膨大な情報「処理」

となります。

前回ブログの
『人を動機付ける情報提供の工夫は、一義的な設計計画に加え、二義的な配慮が効果的で、訴求力があります。
・サイン計画が楽しくかつ明確にデザイン
・分かりにくさを興味探求に転換した導線の連続』は、利用者への訴求効果についての関係性を、

偏った用途の設計ノウハウ:画一的記号添付
様々な用途の設計ノウハウ:多彩なデザイン展開

と捉えることができ、選択肢の多彩さは、利用者への興味誘因につながるです。

つまり、専門的ノウハウに加え、それ意外の経験値を付加・展開すると、単位空間を有効活用し、魅力的な建築デザインにつながると言えます。

オンとオフ


オンとオフ

仕事と休み

そういう関係性だと思っていました。
正確にはそれを「世の中的な常識」と捉えていたほうが近いかもしれません。

その関係性、違いますね。

持病再発の背景には、身体の休息よりは、仕事優先で体力をつかっていたと、思われる節はありました。しかし、意識の休息となると・・・休みをとりたいと思う疲労感・倦怠感は、気持ちはあまりありませんでした。

仕事が楽しいワーカホリックであることを差し引いても、建築士・建築デザインという仕事柄、どこにいっても、なにをやっても、なんだかんだ「仕事=ものづくり・イメージづくり」にはつながってしまう・・・

オンとオフ の時間は

アウトプットとインプット の時間

オフ=休み→完全な仕事との離隔には、なかなかなりません。

一時期、「オフ」にはスケッチを描いていました。好きな旧車を、好きなお絵描きで戯れる。そんな感じで始めました。
しばらくして、夢中になっているとスケッチの最中に「絵を描く行為以外の意識が飛ぶ」感覚を覚えました。
これが「無心」と思える程、対象以外の意識がありません。それはとても心地よく、雑然とした日常から離れている感覚でした。

自分はその感覚を「日常から離れる=オフ」と捉えていました。
仕事のお休みにしていた、スケッチでしたし。

しかし、しばらくして、その「無心」の時間を迎えるには、それなりのエネルギーがいることに気がつきました。休むつもりが、休めない。しかも、単純に「楽しむ」から、無心を「求める」ようにもなり、だんだんと、そこに至る経緯⇒スケッチ、が重たくなってきました。

いくら休みといっても、何事も脱力のままでは、何もできない。
やっぱり「オフ」は、「オン」でもあったのです。

オンオフは、結局「向き合い方」。

仕事と休みの関係性ではないですよね。



2019/12/10

投薬

本番です😸😸😸

腎臓疾患との付き合いは、ちょうど10年になります。
発症の明確な原因はよく分からないそうですが、ストレスかなぁと言われました。
再発となると、毎回その頃を思い返し、明るい気持ちにはならないので、やっぱりストレスなのでしょう😁😁

ただ、今は、そのストレスの原因となっていた仕事が、楽しくてしょうがないです。出来ればずっと仕事をしていたいです。

当時も仕事は嫌いではありませんでしたが、一部では不毛な戦いをしていたようなイメージがありました。

まぁ再発も、楽しい仕事のやり過ぎ感は否めませんので、それはそれで問題なのですが😅

最近、受注する設計のフィールドが、それこそ10年前とは違う用途・施設へシフトしてきました。
シフトせざるを得ない景気状況もあったと同時に、時代の変化に対応できた、できる武器を持てていて、変化へ繋がるご縁がいただけたこと、大変ありがたいです。

入院しますと引きこもりになりますので、色々考えます。しかし、10年前とは心持ちがとても穏やかです。
今現在、お付き合いいただいている方々に、恵まれました。
諸般ご心配をいただき、ありがとうございます🙏
ご迷惑おかけしてすみません!🙏🙏🙏

年明けには、落ち着くんで⛳行きたいッす!
あっ、一応⛳は私には仕事です😸😸😸
で、仕事が趣味です😁😁😁

2019/12/09

ホッパーでも、ノマドでも、出張でもない3日目の朝。某大学病院から見る朝日です。

ネフローゼ症候群で入院したのは2010年1月。腎臓疾患で水分が体内から排出できず、身体が浮腫み歩行困難なほど太ももが膨らんでいました。1ヶ月後の退院時には17kg体重が減っていましので、そのまま17kg分の水が身体に溜まっていたようです。
発病の原因は医学では明確になっておらず、いわゆる「ストレス」からかなぁということでした。

確かに、当時、難しいクライアントの仕事に関わるようになり、連日5~6時間の打合せは深夜に及び、結局トップ不在で決定は先送りな不毛な時間を繰り返す。でも回りのモチベーションだけは異様に高い、そんなプロジェクトをこなしていました。

加えて、今で言う、意識高い系の朝活コミュニティに加わり役員等もやっていました。経営者の集まりで、信頼関係を前提に協働や相互営業を促進する場でしたが、まぁまぁ実績の作れない集まり。
20名ほどいましたが、私ともう一人で会の売上95%をあげるという、パレートの法則すら当てはまらない朝活でした。
当然そのようなコミュニティは、去勢の張り合いになります。皆さん肩書きは経営者ですから、まぁまぁ勢いだけはすごいこと。

そして、ここまで苦労した気になっているのに、退院後、半年位はなんとか状況改善をしようとしますが、うまくいくはずもありません。

ここまでの文脈的には、まさにフロイト心理学のトラウマを地でいっている感じです。

このあとアドラー心理学に目覚めて・・・ということは別段ありませんでしたが、これ以降は、「自分の大事な人」「自分を大事にしてくれる人」とのお付き合いを最優先するようになりました。

人とのお付き合いも、まさに「選択と集中」ですね。

それからネフローゼは、再発を4回繰り返し、2016年特定難病指定になりました。その為、研究中の治療に入るのですが、私にはあっていたようで随分と落ち着いて、普通の生活をさせてもらえていました。

入院は2010でしたが、症状は2009からありましたので、それからちょうど10年。
再発で入院とはなりましたが、心持ちは随分穏やかです。

再発の時期は予見できませんでしたので、周囲には急展開な印象でご迷惑をおかけしてしまいました。
しかし、そのような状況でも大多数の方がフォローをかって出てくださりました。仕事仲間ばかりでなく、取引先担当も含め。たいへん、ありがたいことです。

私もこれから某か御返ししていかなければなりません。

という朝です。

#ネフローゼ #ネフローゼ再発