オンとオフ
仕事と休み
そういう関係性だと思っていました。
正確にはそれを「世の中的な常識」と捉えていたほうが近いかもしれません。
その関係性、違いますね。
持病再発の背景には、身体の休息よりは、仕事優先で体力をつかっていたと、思われる節はありました。しかし、意識の休息となると・・・休みをとりたいと思う疲労感・倦怠感は、気持ちはあまりありませんでした。
仕事が楽しいワーカホリックであることを差し引いても、建築士・建築デザインという仕事柄、どこにいっても、なにをやっても、なんだかんだ「仕事=ものづくり・イメージづくり」にはつながってしまう・・・
オンとオフ の時間は
アウトプットとインプット の時間
オフ=休み→完全な仕事との離隔には、なかなかなりません。
一時期、「オフ」にはスケッチを描いていました。好きな旧車を、好きなお絵描きで戯れる。そんな感じで始めました。
しばらくして、夢中になっているとスケッチの最中に「絵を描く行為以外の意識が飛ぶ」感覚を覚えました。
これが「無心」と思える程、対象以外の意識がありません。それはとても心地よく、雑然とした日常から離れている感覚でした。
自分はその感覚を「日常から離れる=オフ」と捉えていました。
仕事のお休みにしていた、スケッチでしたし。
自分はその感覚を「日常から離れる=オフ」と捉えていました。
仕事のお休みにしていた、スケッチでしたし。
しかし、しばらくして、その「無心」の時間を迎えるには、それなりのエネルギーがいることに気がつきました。休むつもりが、休めない。しかも、単純に「楽しむ」から、無心を「求める」ようにもなり、だんだんと、そこに至る経緯⇒スケッチ、が重たくなってきました。
いくら休みといっても、何事も脱力のままでは、何もできない。
やっぱり「オフ」は、「オン」でもあったのです。
オンオフは、結局「向き合い方」。
仕事と休みの関係性ではないですよね。
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