温泉宿での解散後、もう1軒、美術館に立ち寄った。
伊香保は、竹久夢二ゆかりの地らしく、記念館等もある。
記念館は、大きな敷地に何棟かの建物があり、一人で廻るにはちょっと広そうだったのと、竹久夢二の作品にあまり接した事がなかったので、絵画を見ようと保科美術館を選んだ。
実は、夢路も良かったのだが、ここで初めてみた「小林かいち」の方が自分にはフックだった(^_^)。
と言うか、「自分的な新しい発見」としては、今年ナンバーワンなくらい。。。
日本画らしい、やさしい色使いながら、ちょっとドッキっとするようなピンクや薄紫を使ったり。
「京都アールデコ」と言われるだけある、大正ロマンなレトロな和洋風。
女性をモチーフにした作品は、目鼻が省略されたのっぺらぼう状態なのに(だから?)妙に色っぽく。
木版画の絵葉書が多かったが、その小さなスケールから、大きくイメージが広がるような感覚。
画集もその場で買わずにはいられなかった(^_^)。
これまではあまり評価されていなかった画家のようで、記録が少なくミステリアスな作家らしい。確かに、画集も初版が2007年、改訂版初版が2009年と随分と新しい。
夢路、縁の地だけあって、先立てのハラミュージアムアークと言い、伊香保のアート・ポテンシャルは何気に高い(^0^)。
同志との会合を楽しみに来たが、予定外の収穫も多い2日間だった。
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