2023/08/17

保育園~諸般検査対応


お盆ですが・・・各種法令検査対応に追われております。
設計事務所のクリティカル業務は、大きく2山あります。図面作成と現場監理。この規模ですと、もう1山、検査対応。かなりまとまった業務量です。手続きの整え等も踏まえ、責任感を一番感じる山でもあります。

当該保育園、諸般事情によりデザイン監修・現場監理で携わっています。
エントランスは、元々白々しい案でしたが、壁・天井に木板。園児の送り迎え時、その背景が、柔らかい木で包まれているといいですよね・・・そんなプレゼンをしました。
規模感のわりに小さなエントランスで、下駄箱などギッシリでしたが、木目の方向性もあいまって、実際より広くも感じます。


階段、段鼻滑り止めは職人さんにも手間をかけてもらって、削り込んで白塗料を流し込み。


外観も、アイボリー塗装セメント板の元案を完全払拭。天然木を貼りたかったのですが、メンテナンス負担が大きいので、耐久性の高いセメント板の木目調。
SDGsな・・・持続可能性の建築は、エネルギー消費の「計算」に加えて「メンテナンスのしやすさ」=「維持負担の低減」も、重要な要素と提案しています。


諸般検査はまだあり、引渡しまであともう少し・・・


アトリエアイズWEB: www.a-iz.co.jp

0 件のコメント: