安心を彩る、建築デザイン
安心・安全の建築設計・業務姿勢を基盤に
多彩な用途の設計ノウハウと、共感・共有のコンセプト・メイクで
多様性・持続可能な時感・空感を彩るデザイン
笑顔と癒しのコミュニケーション建築をつくります
9月17日、本日はアトリエアイズの法人設立記念日です。
これまで沢山の素晴らしいご縁に恵まれ、いよいよ20期目に入ります。
私たちは20年間にわたり、信頼のお客様、貴重なパートナーシップ、そして優れたスタッフと共に、建築設計・インテリアデザインの実績を積み重ねてまいりました。手掛けたプロジェクト総数は200を超えます。共に歩んでくださった皆様へ、感謝申し上げます。
前身は2003年12月、個人事業アトリエアイからスタート。2004年9月に法人化し、有限会社アトリエアイズとしました。
当時のお取引先様から、法人化するようお話をいただきました。業界大手の店舗展開をされている企業様です。その前年から、所謂0円起業の制度がスタートしていましたので、そのお心遣いもあったと思います。ですが制度1年後の新聞記事で、0円起業で資本金を蓄えることができた会社は20%とありました。そこで背伸びはせず、株式会社ではなく、当時まだ残っていた有限会社の法人格としました。身の丈があったときに、株式会社化との思いはありましたが、はたして建築設計事務所の「株式会社」としての身の丈はどこにあるのだろうと、感じるようになっています。
建築設計は資格業です。建築関連法規に関わる「建築士」の資格業務です。法令順守・執行のための資格責任は社会的にも重たいものです。加えて、建築士の職責には、法人様の事業繫栄、個人様の生活の豊かさ創造、ソーシャルグッドな公共施設、まちづくり発展、歴史的建築物の後世への伝承等、多岐にわたります。法的資格責任・経済繁栄寄与・文化的創造・建築機能等々は、法人格では担保できません。職責は、一人一人、ひとつひとつのコミュニケーションを大事に、将来を考えカタチにすることで果たすこと。建築設計・インテリアの「仕事」の積み重ねによるものとも考えます。
弊社の20年、概ね前半は、民間企業様とのお取引が多く、店舗デザインを主力としていました。エリアも北は青森県、西は岡山県まで、広い範囲で実績を残すことができました。1年のほとんど、出張で家に帰れない年もありました。
しかし、2009年リーマン・ショックの打撃は大きく、事業を縮小、創業当時のフリーランス状態に戻ってしまう事態となりました。その後、無理が重なったようで、2010年に、腎疾患(ネフローゼ症候群)で緊急入院。概ね1年それが癒えて、さあ今一度と思った矢先に起きたのが、2011年東北の大震災です。細々とでも続けられていたものが、完全にストップとなりました。しかしそれが、後半の10年の転機になったことは確かです。
2011年4月8日、東北に仮設のお風呂をつくるボランティア活動に参加しました。発災から1か月程度でしたので、津波被害は生々しく残っている状況でした。その後、建築だけでなく様々なボランティア活動で東北を訪れましたが、初期、体育館で寝起きをされている被災された方々や、その後、仮設住宅に泊めて頂くこともありました。そして毎々、帰路で思うのは「他人事ではない」「明日は我が身」。
これまで多地域にご縁があったこともあり、地元、神奈川県・川崎市への意識は希薄でした。東北の被災状況を見て、事業者であるならば、地元をもっと大切に、仕事でつながるネットワークは有事にも強い、という思いを持つようになりました。
その後、川崎市中原区、元住吉ブレーメン通り商店街で、建築士会の事業として携わったまちづくり活動では、「まちづくりデザインの手法」という、川崎市指定景観形成地区での色の使いな方などをまとめた、冊子を作成。その後も、景観形成協議会のオブザーバーとして参加しています。建築設計事務所のノウハウを活かした、地域貢献活動です。
あわせて、川崎市公共施設設計の業務を受託。児童福祉施設や消防施設、学校のトイレ改修は10校以上を手掛けることとなりました。日本民家園内で移築・保存されている、文化財家屋の保存改修も携わっています。
川崎市受託業務の実績を重ねる中で、店舗デザインで培ったデザイン・ノウハウが、公共施設でも、大変よろこんでいただけることが分かりした。とかく、固く・息苦しくなりがちな公共施設は、店舗デザインのような「利用者目線」の力点が薄かったようです。利用者目線に立った、ソーシャル・グッドな施設設計は、市内他設計事務所とは一味違う、独自の立ち位置です。
丁寧なヒアリングから分析・考察、共感・共有のコンセプトを醸造、イノベーションと技術提供、法的要件の整理等様々な要件を鑑み、「思考と感性の間から空間デザインへ昇華」という、ユニークなデザイン・プロセス。これは、ビルでも、店舗でも、住宅でも、公共施設でも同じです。
直近では、令和になる年に設計をスタートした大型複合施設「GINZA FOREST+g・bright」が、本年2月に竣工・お引渡しがありました。地元、川崎市多摩区で、昭和の時代から商売を営まれてきたクライアント様です。当該敷地は、登戸向ヶ丘遊園区画整理事業内にあり、地域とクライアント様の歴史を紡ぐような、デザイン・アプローチとなりました。物販(100均・ドラックストア)・カフェ・バー・スポーツジム・パチンコ店等の商業エリアと、賃貸マンション。延べ1万3千平米、地下1階・地上7階の規模です。
本案件竣工を期に、ビルの新築・リノベーション・用途変更により、不動産資産をより活用いただけるご提案を行う事業部を発足いたします。
これまで携わった建築用途は多岐にわたり、規模は5坪の飲食店から4000坪の複合施設、構造も鉄筋コンクリート造・鉄骨造・木造それぞれのノウハウがあります。また、市内建築事務所ではいち早く、令和4年2月「かわさきSDGsゴールドパートナー」の認定を受けました。様々な技術・工法・特性の良さを引き出し、それらを建築用途の垣根なくミックスし、独自のデザインをアウトプットする。要件の偏らない実績は、多種多様な要素・視点を持つ、私たち独特の設計プロセスを構築するに至りました。
働き方改革につきましても、コロナ禍ステイホームの数年前よりテレワーク導入・フレックスタイム勤務などを実践。結果的に、現在は、より機能・効率化しています。スタッフは、子育て中のママさんも活躍。GINZA FORESTには、弊社スタッフの女性建築士がデザイン担当したバーもあります。
建築設計は、実施設計期間など、どうしても集中的に業務量が加算する職種です。ですが、仕事も家庭も両立できています。これらの働き方体制は、会社・スタッフそれぞれが、当たり前の社会的倫理観を持っていれば難しいものではない、と感じことができるスタッフの面々にも恵まれました。
また、本年度はカラーセラピストの資格をスタッフ全員取得しました。物理的な色彩学によるカラーコーディネーターではありません。カラーセラピーは、色彩学を心理的側面から捉え、メンタルヘルスのケアに寄与します。建築設計で、建物のカタチありきのハードな側面よりも、利用者の「気持ち・心持ち」を軸とし、建築のソフトな側面を大切に取り組んできた私たちには、カラーセラピストの資格取得は、建築にはない「言語」が増えたのような感覚もあります。
クリエイテイビティは、建築士の職責と、実績の積み重ねで得たノウハウが裏付け。その時々には未経験であった用途建築へのノウハウ応用と、それぞれの用途の垣根を超えた技術の融合で、空間創造を創造してまいりました。
250以上のプロジェクト実績、20年間の歩みは、その時その時、様々で、たくさんのご縁の積み重ねです。これからも一つ一つ丁寧に、一歩一歩着実に、ご縁に感謝し、精進してデザイン空間を提供して参ります。
2023年9月17日 有限会社アトリエアイズ
代表取締役 今井博康
アトリエアイズ・デザイン・ワークス
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