以前のブログでも触れた、設計の中でとても大事にしている、生活にある「波」。
熱中症対策でも重要なのが「休むための波」。
これだけ暑いと、日中での体力消耗は相当。家に帰ってからの「休息」が、本当に大切だ。
設計者にできることは、「ゆっくり休むための空間デザイン」。
眠りは、眠り始めの3時間で決まると言われている。
その間の睡眠が一番深く、それ以降は比較的浅い。なので、最初の3時間でいかに深く眠れるかが、体を休めせるための鍵になる。
日本の住宅事情では、全ての部屋で同じ日照条件を得るのは難しい。
だが、それも設計のしかたによっては「メリット」になる。
寝室では、「目覚め」よりもっと大事機能がある。
それが「眠り」。ぐっすり眠れるから、爽やかな目覚めがある。
だからこそ、「眠りをいざなう落ち着いた雰囲気」で寝室をデザインする。
こんな暑い夏だからこそ、休息のための空間が大事。
いくらリビングが家族団らんの空間だって、疲れきっていては、それどころではない。
だからこそ、寝室のデザインにはこだわりが必要なのだ。
つづく(「体が冷める過程」で眠くなる・・・?)
atelier Aiz WEB SITE ・・・ www.a-iz.co.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿