昨日は、建築士会の「景観部会」に参加。
神奈川県下でも「景観」について、行政や住民のみなさんに働きかけていこうという活動。
前身は、もう数年前から諸先輩建築士の方々が議論を重ねていた様子。
自身は、今年度から参加させてもらっているが、前段の資料や考察の背景には、ただただ脱帽である。
前回は、まずは今一度メンバー間での、「景観」を共通な定義付け・意識付けとして、概念の整理があった。
「景」+「観」=「景観」
これは、随分以前から建築士業界では言われていた概念。
風景や景色は「ながめそのもの」で、ここで「景」とは、街並を形作る物理的な要素。
そこに景色を見る人の価値観、ものの見方が「観」。
「景観」とは、ある価値観にもとづいて、把握された人の目・心にうつる地域の姿。
参考出典には、「「景観」とは、地域の視覚的特性-個性-であると言える」とあった。
画一的でなく「個性」と捉えるのは、とても意義深いと思う。
その歴史背景、生活背景、経済背景などなど、加味・配慮すべきことがたくさんある。
つづく
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