資格とパソコンさせあれば、独立開業出来るとよく言われています。
設計の仕事がそれほどあるのか・・・
ありません。
多くの事務所は、他の事務所の下請けや確認申請代行、もしくは大学や資格学校の非常勤講師など、それぞれ様々なキャッシュポイントがありますので、それぞれ得意分野で経営されています。
クライアントから元請けとして経営をなりたたせているのは、感覚的には1割あるかないかでしょうか。
残念ながら2:8の理論、パレートの法則もあてはまりません。
アチーブメント系の成功者5%の理屈のほうが、割合的に近いかもしれません。
独立以来、元請け事務所としてこだわってきました。
勿論、そう簡単にはいかず山あり谷あり・・・腎臓が弱いのも一時期の無理が祟ったのは否めません。
しかし、様々なご縁にも恵まれ16年間での下請け比率は5%程度。
その下請けも、それまで経験のなかったエステ業界など、スキルアップにつながる業務を選んできました。自分なりに元請け事務所として、取り組んできたつもりです。
元請けと下請け、建築士事務所業界では他の業種・業態と、かなり異なる側面があります。
それは「業務に対しての責任」です。
元請けは勿論責任を負います。
法律上丸投げは禁止になっていますので、下請けは作図だけで、元請けの管理建築士の責任で確認します。つまり、下請けの責任感は希薄になります。
ですので、案外下請けは気楽なんです。
仲間同士協力をお願いすることはあります。その時は、単に元請け・下請けでなく協働意識で協力をあおぎます。
勿論、責任は私元請けですが、ありがたいことに、お気楽でない仕事仲間に恵まれています。
いわゆる、コラボレーションです。
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