2024/09/27

なぜ校舎改修が必要なのか?未来を見据えた教育環境の再構築

 

アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。

現在進行形の学校校舎改修設計。最新の作図システムBIMを活用した打合せ資料です。

校舎改修は、多くの学校にとって避けて通れない課題。本記事では、校舎改修が必要な理由とその背景についてわかりやすくお伝えします。

1. 校舎の老朽化

建物の劣化

校舎は長年にわたって使われることで、建物の構造や素材が劣化していきます。また、教育手法の進化に、ハードとしての建築が、追いつけていない現状もあります。大幅な改修を行うことで、安全・安心への更新・教育機能の刷新、あわせて、今後長期にわたって活用できる建築物として維持することができます。

設備の古さ

古くなった空調・電気等設備は、性能も劣っており、故障も多くなります。例えば、古い空調システムや電気配線は、エネルギー効率が低く、故障の頻度も高いため、改修によって最新の設備に刷新することが求められます。

2. 安全基準の変化

耐震基準の見直し

日本は地震が多い国であり、耐震基準も時代とともに見直されています。古い校舎は現在の耐震基準を満たしていないことが多いため、改修して耐震性能を向上させることが重要です。

バリアフリーの推進

すべての生徒が平等に教育を受けられる環境を提供するためには、バリアフリーの実現が欠かせません。改修を通じて、エレベーターの設置や段差の解消、バリアフリートイレの設置などが行われます。

3. 現代の教育ニーズへの対応

学習環境の進化

教育の方法やスタイルは時代とともに変化しています。ICT(情報通信技術)の導入や、アクティブラーニングなどの新しい教育手法に対応するためには、校舎の設計も進化する必要があります。現代の教育ニーズに応じた教室や学習スペースの確保は、改修を通じて実現されます。

柔軟な空間の必要性

今の教育では、従来の固定された教室だけでなく、グループワークやプロジェクトベースの学習が重要視されています。これに対応するために、可動式の壁や多目的スペースなど、柔軟に使用できる空間が求められます。

4. 環境配慮とエネルギー効率

持続可能な建築

環境問題への意識が高まる中で、学校も持続可能な建築を目指す必要があります。改修によってエネルギー効率を高めることや、再生可能エネルギーを利用する設備の導入が進められています。

自然との調和

自然光の利用や自然換気システムの導入など、自然との調和を図る設計が求められます。これにより、生徒たちにとって快適で健康的な学習環境が提供されます。

5. 地域社会との連携

コミュニティスペースの拡充

学校は教育機関であると同時に、地域コミュニティの中心でもあります。改修を通じて、地域住民が利用できるスペースを設けることで、学校と地域社会との結びつきを強めることができます。

防災拠点としての機能強化

災害時には学校が避難場所として利用されることも多いです。そのため、改修によって防災設備を充実させ、緊急時に備えた機能強化も重要です。

まとめ

校舎リノベーションは、安全性の向上、現代の教育ニーズへの対応、環境への配慮、地域社会との連携強化など、さまざまな目的を持っています。これらを実現することで、未来を担う子どもたちに最適な学びの場を提供し、持続可能で安全な社会の基盤を築くことができます。 学校改修の意義を深く考察し、積極的に取り組んでいます。


アトリエアイズWEB:a-iz.co.jp

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時を つなげる×いろどる 建築

古に学び × 今の想いを込めて × 未来を彩る
徹底したコンプライアンスによる
安心のコミュニケーション建築をデザイン
笑顔の日々を創造します 

クライアント・リピート率100%の一級建築士事務所(有)アトリエアイズ
携わったプロジェクトは250件を超えました(23.9現在)


『かながわオンリーワンの設計事務所』

一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、神奈川県・川崎市でオンリーワンの建築士事務所

地域密着でありながら、広域展開の実績も豊富な実績があり
古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます

❶ 多彩な実績:2坪の店舗から13,000㎡を超える大型複合施設設計
❷ 多才な専門性:商業・店舗・福祉・住宅系・公共施設・文化財古民家再生等からCI・店舗ロゴまで
❸ 多細な風土アプローチ:日本各地(20都府県以上)、風土地域を読み解く創作
❹ 多采な貢献:持続可能性建築、地域域貢献イベント主催等、多様なSDGs・CSRの取組み
❺ 多咲なスキル・メソッド:カラーセラピー・木育・福祉コーディネート・文化財ドクター


2坪のインテリアデザインから13,000㎡を超える大型プロジェクト
ジャンル用途は、テナントビル・物販・飲食・美容・ジム・アミューズメント・オフィス・保育園・老人ホーム・学校・公共施設・住宅・文化財古民家再生ほか多数

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・在来木造・耐火木造、幅広い構造の選択肢
青森・秋田・岩手・山形・宮城・新潟・茨木・埼玉・東京・千葉・神奈川・長野・富山・石川・大阪・兵庫・岡山
様々な規模・多くの用途・実績エリアの広さ等、他の設計事務所にはない、多様な実績があります

持続可能・環境配慮設計にもいち早く、川崎SDGsゴールドパートナーは建築設計事務所では初期の登録
「木育」をテーマとした地域貢献イベント主催、他事務所にはないSDGs・CSR活動も積極的に取組んでいます

加えて、スタッフ全員カラーセラピスト
そしてそれぞれ、木育インストラクター・福祉住環境コーディネーター・ヘリテージマネージャー・神奈川県文化財ドクター等の資格を保有

クライアント・地域・利用者・居住者に寄り添うスキルとメソッドがあります


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2024/09/20

なぜ学校の外壁改修が必要なのか?


こんにちは。アトリエアイズ 代表・管理建築士の今井博康です。

昨年お引渡しをした学校外壁改修その1工事。
今年度の、その2工事が始まります。
「修繕」を超える「改修」の設計に基づいた工事です。

1. なぜ学校の外壁・防水改修が必要なのか?

学校は多くの生徒や教職員が日々過ごす公共施設です。そのため、安全で快適な環境を維持することが非常に重要です。外壁や防水システムの劣化は、様々な問題を引き起こします。

  • 構造的な問題: 外壁のひび割れや劣化は、建物の強度低下の原因になります。
  • 水漏れ: 防水システムの不具合は水漏れを引き起こし、室内にダメージを与える恐れがあります。
  • カビや健康問題: 水漏れが原因でカビが発生し、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

2. 外壁・防水改修のプロセス

改修工事にはいくつかのステップがあります。ここでは、一般的なプロセスをご紹介します。

調査と診断

まず、建物の現状を調査します。目視検査や専門的な機器を使用して、劣化の程度を確認し、具体的な問題点を洗い出します。

改修計画の立案・設計

調査結果に基づいて、最適な改修方法を計画します。この段階で、使用する材料や工法、スケジュール、予算などを詳細に検討します。

工事の実施

計画に従って工事を開始します。外壁の補修や再塗装、防水システムの更新など、必要な作業を順次行います。工事中は安全対策を徹底し、学校の通常の運営にできるだけ影響を与えないよう配慮します。

完了検査と引き渡し

工事が完了したら、最終検査を行い、品質を確認します。問題がなければ、顧客に引き渡します。この際、今後のメンテナンスについてのアドバイスも提供します。

3. まとめ

「修繕」は部分的な手当てで、「改修」は抜本的な空間ソリューションにと言えます。 学校空間の環境改善のため、外壁・防水改修は、私たちにとっても、とても重要なプロジェクトです。 改善外壁や防水システムの改修は、一見大掛かりな工事に感じられるかもしれませんが、適切なメンテナンスは建物の寿命を延ばし、安全で快適な環境を維持するためには欠かせません。 経験と専門知識を活かし、最適なソリューションを提供いたします。


現在は、その2の外壁リノベーション工事中です。



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携わったプロジェクトは250件を超えました(23.9現在)


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一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、神奈川県・川崎市でオンリーワンの建築士事務所

地域密着でありながら、広域展開の実績も豊富な実績があり
古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます

❶ 多彩な実績:2坪の店舗から13,000㎡を超える大型複合施設設計
❷ 多才な専門性:商業・店舗・福祉・住宅系・公共施設・文化財古民家再生等からCI・店舗ロゴまで
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ジャンル用途は、テナントビル・物販・飲食・美容・ジム・アミューズメント・オフィス・保育園・老人ホーム・学校・公共施設・住宅・文化財古民家再生ほか多数

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・在来木造・耐火木造、幅広い構造の選択肢
青森・秋田・岩手・山形・宮城・新潟・茨木・埼玉・東京・千葉・神奈川・長野・富山・石川・大阪・兵庫・岡山
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持続可能・環境配慮設計にもいち早く、川崎SDGsゴールドパートナーは建築設計事務所では初期の登録
「木育」をテーマとした地域貢献イベント主催、他事務所にはないSDGs・CSR活動も積極的に取組んでいます

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2024/09/17

20周年の感謝を込めて~周年イベント盛況御礼のご報告~たくさんの笑顔をありがとう!

アトリエアイズ設計:大型複合施設 GINZA FOREST
令和5年度川崎市優良建築設計者受賞

一級建築士事務所(有)アトリエアイズ 代表・管理建築士 今井博康です。

平素より、有限会社アトリエアイズをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

本日9/17、アトリエアイズは設立20周年を迎えることができました。これもひとえに、日頃よりご支援、ご協力を賜っております皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。

2004年の設立以来、建築設計・インテイリアデザインの質の向上に努めてまいりました。20年間の道のりの中で、多くの挑戦と成長を経験し、今日のように多くの皆様に支えられる建築設計事務所へと成長することができました。

20年間の歩みを振り返ると、多くの出会いと多くのプロジェクトがありました。クライアントや地域の皆様と共に作り上げた数々の建築や空間、そして協業パートナーの皆様との絆は、私たちの宝です。これからも、皆様のご期待に応え、さらなる飛躍を目指して努力してまいります。

新たな時代を迎え、デザインや技術・働き方の変化はますます加速しています。ソーシャル・ニーズに応じた柔軟な対応と、創造性あふれる提案を提供し続けることをお約束いたします。

本日は周年事業として、先んじて開催した地域貢献イベント「森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!」の報告を、20周年を迎えるご挨拶に代えさせていただきます。


盛況御礼!『森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!』
木育とエンメ・IT技術を融合 建築士事務所が取組む、地域貢献イベント

一級建築士事務所(有)アトリエアイズは20周年を記念して、地域の皆様に貢献・還元イベントを開催。木育・エンタメ・AR・・・盛り沢山のプログラム。多くの方々にご来場いただきました。


イベント参加の皆様から「お客様の声!」

●マイチェアを自分で作れて満足そうです。愛着持って座れそうです。夏休みの工作として提出したいと思います。
●4歳でできるか不安でしたが、子供も積極的に参加していてとても楽しめました。
●しっかりとした椅子ができ、親子で楽しめました!
●色を塗って夏休みの自由研究にしたいと思います。
●指先や手首もたくさん使えてとてもよかったです!
●2歳だけどできるかなー?と思っていましたがとても楽しんでパーツをはめたり組み立てたりしていました♡
●子どもが満足できてよかったです
●色んな木が使えて良かった。
●なかなか木の工作はする機会がないので貴重な機会でした。8種の木の色味や模様の違い等楽しめました。
●スタッフが親切で良かったです
●子供も楽しんでいました。企画をしてくれてありがとうございました!


盛況御礼!『森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!』

一級建築士事務所(有)アトリエアイズ(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役:今井博康)は、8月10日に開催した20周年記念イベント『森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!』が、多くの参加者に恵まれ、ご盛況いただきました。

本イベントは、環境の根源的な「木・森林」とソーシャル建築の要素を軸に、創作・デジタルへの転換~楽しい体験を通して未来へつなぐがテーマ。

地域貢献と持続可能な社会の実現を目指し、地域の皆さまと共に歩んできた20年間を振り返ると同時に、次の世代へと続く未来を築く重要な一歩として、とても貴重な一日となりました。


会場はアトリエアイズ設計・大型複合施設「GINZA FOREST」
(小田急線:向ヶ丘遊園駅北口前)
各フロアでのプログラム~1階:バルーン・パフォーマンス・2階:メイン会場
GINZA FOREATは川崎市優良建築設計者を受賞 13,000㎡を超える大型複合施設

弊社で設計した大型複合施設での開催は、この「場」が私たちの設計理念を体現しているため、非常に意義深く捉えていました。GINZA FOREST全体が、地域貢献・コミュニティの空間となり、多くの人々が集い心豊かな時間を過ごすことで、設計の意図が具現化されたと感じています。建物とイベントが「一体の場」となる、アトリエアイズならではの新たな価値を、地域に提供することが目的でした。

建築設計の姿勢が生んだ、木育×エンタメ×IT

アトリエアイズの建築設計は、単なる建物づくりにとどまらず、人々の心に響く「場」の創造を目指し、「コミュニケーション建築」を追求しています。

今回の周年イベント企画のスタートは、日ごろの建築設計でも常に意識している「木や森など自然素材の持つ可能性を見直し、自然・環境への意識向上と、穏やかなコミュニケーションへのつながり」が根底にありました。そこからに、木育を通じて、木と触れ合う意義を訴求するだけでなく、エンターテインメントや最新のIT技術との融合を図り、新たな価値を創造するプログラムを考案、「新しい学びの楽しみと、そのコミュニケーションづくり」に取り組みました。


イベント当日には、幅広い世代が楽しめる多彩なプログラムを用意、木育ワークショップ・木育おもちゃの広場・木製QR実験!や、お笑い芸人との木育セッション等を企画しました。


木育ワークショップ:❶国産ヒノキでつくる「じぶんスツール」


日本産のヒノキを材料にしたスツール作りでは、やすりで削ったり、トンカチでたたいたり、木の香りや手触りを感じながら、スツールの製作。自分の手で木材を加工し、形にしていく過程に真剣に取り組んでいました。完成したスツールを見て笑顔はみんな素敵でした。


このプログラムは、未就学児のお子さまの親子での参加も多く、木材の温もりを共有しながら、ものづくりの楽しさを体感できる内容となりました。

木育ワークショップ:❷八種の木のコロコロ楽器「リュール・シロフォン」


シロフォンは木琴の一種。このワークショップでは、八種類の異なる種類の木材を使用してシロフォンを作りました。木種によって物性・硬さが異なるため、音色もそれぞれの響きを奏でます。参加者はその音の違いを楽しみながら製作を進めました。子供たちは木の音色を感じ取ると同時に、音楽と木育を融合させるこのプログラムに夢中になり、参加者全員が一緒に楽しむ姿が見られました。音楽と木の魅力を同時に味わえるユニークな体験となりました。

木育ワークショップ❸:カスタネットをつくろう!


自分だけのカスタネットを作成し、楽器づくりを通じて木の特性を学びました。このワークショップでは、子供たちが自分の手で作り上げる楽しさに夢中になり、笑顔が絶えませんでした。家族の皆さんも、その様子を微笑ましく見守り、参加者全員で一体感を味わいました。
カスタネットを作った後は、エンタメ芸人さんとのセッション。このイベントのフィナーレです。

木育×エンタメ×IT技術!満載のプログラム!

DIY体験コーナー


参加者が自ら手を動かして木工の楽しさを体感。木板に釘を打ち込むビー玉迷路を作成。トンカチを手にした子供たち(大人も)の目は真剣そのもの。また、釘の選び方、並べ方も千差万別、それぞれの個性が光ります!ビー玉が釘にあたる「小気味良い音」も子供たちには新鮮な体験のようでした。

木育おもちゃ広場


「おもちゃは人間が生まれて初めて出会うアート」。このコーナーは0歳児から参加できますので、まさに全世代が楽しめるイベントになります。木製のおもちゃで自由に遊ぶことで、子どもたちが木に親しむ機会をつくりました。世代を超えた触れ合いを通じて、楽しいひとときを過ごす姿が印象的でした。

木製QR実験!

自然の要素である木育と、新しいIT技術を融合する試みとして、木ピースで製作した巨大なQRコード・オブジェを展示。70cm四方の巨大なQRコードは、黒部分を木目を活かした黒塗膜、白い部分は木材の断面をそのまま用いた斬新な発想で、アトリエアイズのクリエイティビティを表現するオブジェ。弊社代表の肝いり企画でもありました。


制作協力は地元の工務店・(有)金子建設。
こんなの作ったことない・・・・親方が弊社図面とニラメッコの末、堂々完成!

そして当日・・・・木製QRコードは機能しました!

スマホで読み込むと、ARフォトフレームにリンクし、ギンザフォレストのキャラクター「ぽぽまる」と一緒に写真が撮れる仕組み。自然素材とデジタル技術の融合を図る取り組みは大成功です。
このQRはイベント後も、ギンザフォレスト3階に移設し、展示されています。

キットパスを使ったお絵描きコーナー

日本理化学工業が製造するキットパス。
日本理化学工業は、地元川崎で障がい者雇用の先進的な取り組みで知られる企業

キットパスは、木材や、窓ガラスや鏡、ホワイトボード、お風呂の壁などに描いても、水で簡単に消せるクレヨンです。色数も豊富で、木材に描いても鮮やかに発色し、画用紙や水彩絵の具としても使用できる万能筆記用具です。そこで、子どもたちにはキットパスと様々な形をした木片を提供。様々な形の木に、自由な発想で絵を描く楽しさを体験、創造力を育む貴重な時間を過ごしました。

エンターテイメントプログラム


当日は木育の教育的側面だけでなく、エンターテインメント性の高いプログラムも充実していました。バルーンパフォーマーによるバルーン・プレゼント&フォトスポットが登場し、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれました。子供たちはカラフルなバルーンで楽しそうに遊び、森のイメージと、ぽぽまる(ギンザフォレストのキャラクター)たちの、フォトスポットでは皆さんの笑顔があふれていました。

森をイメージしたバルーンフォトスポットを製作する
地元川崎で活躍 バルーンパフォーマー・キャサリン

多彩なゲストによるパフォーマンス

彩りを添えたのが、お笑い芸人のマグナム小林&のだゆきによるショーでした。彼らの笑いは会場を盛り上げ、一段と賑わいにある時間を提供してくれました。子供たちも大いに笑い、参加者全員で楽しめるショーとなりました。バイオリンエンターテイナーと破天荒ピアニストの共演は、音楽の力で会場全体が一つになる瞬間が生まれました。


また、地元川崎にゆかりのある木刀「魂刀流志伎会」による演舞も披露。地域の伝統と文化が織り交ぜられた演舞です。力強い演舞は、木材の持つ強さと美しさを象徴するものであり、子供たちもその迫力に見入っていました。演舞が終わると、大きな拍手が沸き起こり、伝統的な技・地域の文化に触れる貴重な経験を共有しました。

フィナーレを飾った心温まるセッション


イベントの最後を飾ったのは、芸人さんたちによる楽器演奏と、子どもたちがワークショップで作り上げた楽器とのセッションでした。子どもたちが手作りしたリュール・シロフォンや、カスタネットが奏でる音色が、会場に温かく響き渡り、笑顔と歓声に包まれました。

このセッションは、参加者も演者も皆一緒に楽しめる素晴らしいフィナーレとなりました。参加者の皆さまからも、「このようなプログラムがもっと増えてほしい」との声が多く寄せられ、大変ご好評をいただきました。木育の教育的側面とエンターテインメントが融合したこのフィナーレは、今回のイベントを象徴するプログラムとして、心に残るひとときとなりました。


テーマは木育×エンタメ×IT技術~楽しい体験を地域の皆様と共有」


テーマは「木育×エンタメ×IT技術~楽しい体験を地域の皆様と共有」。木育の教育的側面に加え、エンターテインメントや新しいテクノロジー等の様々な要素を取り入れ融合・多様性を具現化させることが、「学びの楽しさ」と「木や環境と触れ合う喜び」を広げると考えました。先進的で独自のアプローチによる試みでしたが、ご来場の皆様が楽しめるプログラムとなり、会場には笑顔が絶えない一日となりました。


アトリエアイズの独自性と、持続可能な未来に向けて

弊社の20周年は、従来の式典・祝宴開催など企業権威を誇示する周年の様相は一切排除しました。古い価値観からの脱却を図り、新しい時代に向けてた、地域貢献・地域還元のイベントとして取り組みました。木育×エンタメ×IT技術をテーマとしたのも、従来の堅苦しくなりがちな「育」を「遊び心」と「新たな発想」との融合を意図したものです。


これらは『人々の心に響く「場」の創造に取り組む、アトリエアイズ独自の建築設計思想』の延長にあります。

時を つなげる×いろどる 建築

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アトリエアイズの企業理念・設計コンセプトです。



古に学び × 今の想いを込めて × 未来を彩る

日常が安心・安全で、ココロを彩る遊び心を持って、自然との共生を重視し、持続可能な社会につながる建築設計を目指してきました。その姿勢は、「森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!」でも、木育とエンターテインメントやテクノロジーを融合させるという独創的なアプローチへと繋がりました。

 

持続可能性社会実現に向けて、地域社会に根ざした設計を行う姿勢が、これからの建築業界にとってますます重要になるでしょう。子供たちの未来のためには、単に新しい建物を作るだけでなく、その背景にある、思いや文化・風土、そして地域と共に在る設計姿勢が求められます。

このような取り組みが広がり、業界全体が同じ方向に向かうことで、建築の未来はより豊かで持続可能なものとなるでしょう。これからの建築設計は、共に生きる未来をデザインしていくことが求められていると私たちは考えています。私たち、アトリエアイズは、これからも人々の心に響く「場」の創造を目指し、「コミュニケーション建築」を追求していきます。

盛況御礼!たくさんの笑顔をありがとう!

森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!
主催:一級建築士事務所(有)アトリエアイズ
日時:2024年8月10日(土)
会場:GINZA FOREST(川崎市多摩区・小田急線:向ヶ丘遊園駅北口前)
協力:(有)金子建設・木のおもちゃでゆっくり子育て


「森(フォレスト)で遊ぼう!木育スペシャルデイ!」は、私たちの予想を大きく上回る来場者数と、ご好評をいただき、盛況のうちに終えることができました。イベントでの経験・交流は、とても大きな糧となります。ご来場いただきました皆様、ご協力いただいた関係各位、そして、これまでの20年の長きにわたりご縁をくださった皆様に、深く御礼申し上げます。

これからも、一級建築士事務所(有)アトリエアイズをどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年 猛暑で楽しい夏の日  
一級建築士事務所(有)アトリエアイズ スタッフ一同



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