【中小企業の経営の極意】(たちばな出版)
深見東州 著
数年前に読んだ本を、もう一度読み返してみた。
正直、印象の薄い本ではあったが、時間が経つとまた違った感覚で受け止める事ができる。
最近流行の「経営論」というより「精神論」。
中小企業のオヤジが、そのまま語りかけてくるような内容と文体。
まぁ、著者は宗教家なので、そんなノリなのかも(^_^;)
しかし、終始「経営者の本音の部分」的な赤裸々感がいい。
「経営者の本音」だから、少なくとも、自社のスタッフに薦める本ではない(^_^)
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「継続は力なり」
人生にしても会社経営にしても、調子のいいときもあれば、調子の悪い時もある。
一生懸命努力しても、運や不運に左右されることがある。好景気、不景気というのもある。
だから企業経営には浮沈があるのが当然なのだが、調子がいいときには喜び、調子が悪い時には気が沈むというのではいけない。そういうのは誰にだってで切る。
そうではなく、環境に左右されることなのない、一定の価値基準を持つこと、それが経営者には不可欠である。
フィロソフィーのない人間はなにをやっても、一流になることがないように、フィロソフィーをもたない経営者が、一流の経営者になることはやはり難しい。
調子のいいときも悪い時も、常に自分をハイな状態に持っていく。
自分のフィロソフィーを持って原点に帰り、パッと切り替える。
一つの物事を継続していく。
そうするうちに、大きなチャンスが来たり、じわじわと人が増えて繁盛したり、繁栄したりするものだと思う。
(中略)
不況のときにこそ、経営者のフィロソフィー、マインドが試されるているのだと心得るべきだろう。
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最初に読んだ数年前には、自分の中に確たるフィロソフィーが構築できておらず「探し始めた」時期だったように思う。現在、それなりの経験の中で「自分の理念の根幹」が見えつつある感じ。
その話はまたいづれ・・・・アイズとは違うところで、かもしれないけど(^_~)
小生の自論、「本もタイミングが大事」。
少し間を空けて読むと、また新たなタイミングがある。
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