2011/02/02

問題に集中するな、機会に集中せよ



「残念な人の思考法」 山崎将志著(日本経済新聞社出版)


この前J-WAVEで著者の山崎将志氏がしゃべっていた。
その人となりがとても好感をもてたので、早速読んでみた。

内容全般は、ビジネスでの成功例と失敗例の提示・比較。
文体がビジネス書と言うより〝小説〟に近い印象があり、やさしい雰囲気で読みやすかった。
一番フックした部分も、そこだけ見ると、ガツガツ系ビジネス書のようだが、この前後の表現が、かなりやわらかいので、読みやすく、その分フックも強くなった。


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問題に集中するな、
機会に集中せよ



ゼロを一にしたら、次は一を十にすることに力を注がなければならないのに、ゼロを一にする段階でつまづいているプロジェクトをいくつも抱え、みんなでパニックになっている。

そのうち資金がショートして会社もろとも消滅してしまう-。

そんな小規模事業の悲哀はよく聞くが、そのような状態であっても「あのときこうしていれば、プロジェクトはうまくいったのに」と、いつまでも未練を断ち切れずにいたりする。

・・・

問題ではなく、機会に集中せよ。

覆水盆に返らず、見切り千両であり、こうれからどう勝っていくかが大事なのだ。

「いかに将来に向けてのリソースを投入するか」に意識を集中すべきである。

もちろん、後ろを振り返ることはしなければならない。

しかしそれは、失ったものの価値を計算してくよくよするためではなく、ロードマップのどこで間違ったかを点検するためである。

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今日、kokonoieの件で、ある金融機関の本店長クラスの方とお会いする事ができた。

実は・・・住宅ローンはあっても〝事業融資〟などを受けた事がない自分は、「銀行さんとがっぷりと仕事の話」というのは〝初〟なのだ。
うまくいったというより、「自分のあつい思いだけしゃべった・・・」そんな感も満載だったりする(^_^;)。まぁ、融資の話しではないのだけれど・・・・

結果としては、今後、信頼関係構築のため、kokonoieのための〝大事な一歩〟を両者で踏み出せた機会となった。



ビジネスモデル構築〝実際の過程〟では、今回のような良い事ばかりでなく、思ったようにいかない事の方が多く、その影響力も強かったりする。

感情の入りやすい自分は、プラスもマイナスも感応しやすく、しかも〝負けず嫌い〟のメンドクサイ体質(^_^;)。

ポジティブになるために、不愉快な過去を〝忘れる〟のではなく、「ロードマップ確認の重要事項」として認識でればとても強力なノウハウとなるだろう。

こういうことは〝分かっていても〟なかなか難しい・・・・



そして、この本にはまだまだフックする続きがあって・・・・



小さな約束が守れない人と
大きな約束はできない。





・・・・事業をやっているとイロイロありますな(^_^;)




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