2011/06/30

レゴで、ライトやらミースやら(^_^)


旧帝国ホテルを設計した、フランク・ロイド・ライト設計「落水邸」が低価格で売りに出ています!(爆)


ミース・ファン・デル・ローエの何某かもでるらい・・・・
ファンズワース邸かな?

ブロックで「おうち」を造るのは基本中の基本(笑)!

記事にもあったけど、コルビュジェだとレゴ的には簡単すぎるとか(^_^)。アソビゴコロが満載と言うか、名作を祀り上げるのではなく、楽しんでしまう姿勢がいいなぁ!Y(^0^)Y

世の中は、効率・性能・経済優先でなくて、「こういうノリ」がいい。。。。

ちなみに、去年のムスメの誕生日は「レゴハウス(2010/4/26blog)」だったりする我が家としては・・・・・。




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2011/06/27

ボラセンから・・・・

先達て、被災地で会った某ボラセンより連絡があった。
元々、こちらが仮設の風呂や東屋建築の準備をしていたので、現地でもそれについて協議をしていた。

当然のことながら、それなりにコストのかかるシロモノで、こちらは資金提供者を募ることも行なっていた。それ自体もなかなか難しいことだし、資金提供者だって楽して稼いだ分けではない。支援する側にとってもとても大切なモノで、乱発は出来るはずもない。
しかし、被災地ではもっと困窮している。だからこそ我々も「何か」したいのだ。
だからこそ、現地で活動されているボランティアの方々は尊敬にあたいする。それぞれの「出来うる」ことを実行しているのからだ。

ただ・・・・最近、自分やその他から見聞きする範囲でも、理解の範疇を超える言動を聞く。

被災者とまだ何の協議も出来ていない話を、ボランティアの気持ちだけで進めてしまって、直前で被災者の皆さんは望んでいないことが露呈したり・・・・
自身が建築関係者でありながら、それを我々には隠し、素人振りをして、物資・資金・労力を提供させようとしたり。直接会ったときに疑問を投げかけてもはぐらかし、後日再度の指摘で、実はと・・・・

そんな意味不明な部分が垣間見えてしまうと、こちらは、そのボランティアを信用することは出来なくなってしまう。もちろん、搾取しようとしているとは思っていないが、「被災者のため」と言うよりは「被災者に喜んで貰いたいがために、他人を利用する。」ように見えてしまうのだ。
最終的に被災地のため「利用」されればそれで良いのかもしれないが、正直「微妙な信頼関係」での行動とても危険だ。こちらの出来ることは限られる。だからこそ「的確な効果」が本当に重要になる。そうなると、いくら現地に尽力されていても「微妙な物言い」をされる人間を通して「的確な効果」が出せるとはなかなか思えない。それは、ややもすると「被災地への迷惑」への第一歩になりかねない。離れた場所での我々が、一番注意しなければならない点だ。

他で聞いた話だが、よそから提供された物資に、何の関係もない団体がその旗を掲げたりという事も散見されるそうだ。単なる勘違いだろうが、気持ちが先走っている結果とも思える。

そんな印象を仲間に報告しなければならないのは、とても苦々しいし、資金提供者のテンションも当然下がる・・・・

ボランティア団体の方が「被災地でずっと活動している人間でないと本当のコトロは分からない」と言われた。まさに、その通りである。だからこそ、我々も「信頼できる物言いの出来る人・団体」へでないと行動が起こせない。

現地で活動されている方々に比べれば、こちらで出来ることはたいしたことは無いし、彼らの行動力にはただただ頭がさがる。

震災という異常事態だからこそ「信頼関係構築」「言動への配慮」を最優先に考えていたい。
支援活動を「する・しない」の二元論ではない。我々にとっては、どのような関りをもって、どのような行動を取るかが本当に重要なのだと思う。
我々のできる活動では、成果の大きさや自身の満足感よりも「心配り」を大切にしたい。


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2011/06/24

小さな家を思う・・・その2

シンプルにする事と、我慢する事は違う。

小さな家は「物理的に小さい」。
狭小住宅とも呼ばれ「狭くて・小さい」。

これまでの価値観は二極化する傾向が強かった。「勝ち組・負け組」のように、二元論で「物の価値」を決めていた。今思えば、ただそれは「分かりやすかった」だけである。
家も同様。「大きく・豪華に」という謳い文句が世の中に氾濫すれば、どうしても「夢」として大きく膨らむ。そうなると、「現実と向き合って、ある程度我慢」という話になる。

しかし、本当に「我慢」だけなのだろうか?

前段の理屈は、「新しい家を建てる」ことが、これまでの暮らし方の、延長上にしか無い様に思えてならない。これまでの延長が悪いわけでは無いのだが、造る側からすると、どうしても「大量生産する側の理屈」が垣間見れることが多く、一つ一つを造りこむ建築家にとって、とても寂しいことに見えてしまう。

「新しい家」である。そこには「新しい生活」「新しい価値観」があってしかるべきではないだろうか?
そのために、「要望を我慢」するのではなく「暮らしをシンプルに捉え直し・考える」ことが小さな住宅の真骨頂であり、本当の楽しみだと思う。


つづく




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2011/06/23

小さな家を思う・・・その1

ル・コルビュジェ モヂュロール(黄金比)
今の時代は「大きくて豪華な家に住む」ことで、満足感や優越感を得たいと思う人は少数派です。
家の大きさや、高価なブランドを持つことよりも、「自分らしい」価値観やライフスタイルをもって暮らすことが「心地よい」とする考え方が重要です

そして、自分独自の価値観を持っている人は、願望が素直で、シンプルな暮らし方を望む傾向がとても強いです。


こだわりの物は数多くあるかもしれませんが、その他の物は最小限であったりします。
また、家族とのコミュニケーションを大切にしていくと、その「大きさ」は「ヒューマン・スケール」になります。物理的な大きさや界壁で生まれる「それぞれの距離」は、そのまま「気持ちの距離」になります。

ですので、こだわり・家族・コミュニケーションに重点を置くと、「小さな家」とても大きな選択肢になってくるのです。

外に向かった価値観よりも、「自分達の内なる価値観」を大切にする。

小さな家の「空間単位」は、そんな暮らし方・ライフスタイルに合致しています。


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2011/06/22

【プチ菜園.5】ゴーヤの花が・・・

ゴーヤの花が咲いた。
まずは、最初の一輪。写真:イスのわき(^_^)。

つぼみはたくさんあり、これから順調に開いてくれるとうれしい。
GWに苗を植えて、2ヶ月弱。まぁまぁ、順調だろう(^o^)。

まだ、日照も足りないせいか茎も細く、葉にも今ひとつ力がないが、成長の速度は去年のヘチマの比ではない。
目に見える成果があると、育てている側はなかなか楽しい。子供たちも、今からチャンプルーを楽しみにしていが、毎日、三食ゴーヤになったりして・・・

ゴーヤは実がなりだすと、まさに「鈴なり」になる。
多いと、1日10本収穫できることもあるそうで、食べきれなくて、近所におすそ分け・・・は、よくある話だそうだ。
今年はゴーヤの種・苗の売上が某会社では1.8倍になったそうだ。
そうなると、あちこちでゴーヤのご近所やり取りが見られるのだろうか・・・・そうなると、ゴーヤ農家の売上が下がったりはしないのだろうか?変な心配もしてしまう。そのくらい、生育がよい。

建築士は、環境・地震と向合う商売だ。自分が設計し、ウンチクを降りまわすばかりではなく、小さいながらも「自らの行動」が大事だと思う。「感性」は、行動からしか得られない。


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2011/06/18

アミューズ・ストア・デザインWEB出来!


アミューズメント・デザイン専門のWEBをつくってみました。

これまでのサイトやらブログだと、ちょっとまとまりがつかないところもあり、せっかくの集めた情報も、ちゃんと伝えないとね・・・というこことで。

DESIGN-P・・・http://design-p777.blogspot.com/です。

宜しくお願いします。

また、住宅専門のサイトも準備中。こちらもまた。



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2011/06/14

NHKの「デザインあ」が面白い!


NHKの「デザインあ」が面白い。

NHK教育 本放送 土曜日 午前7:00〜7:15

土曜の朝に子供が楽しげに見ていたのを横で見てたら・・・大人も充分楽しめる、というか、とてもクリエイティブな番組。
ピタゴラス・スイッチみたいな雰囲気があるけど、、、、こっちはアート系って言えばいいのかなぁ・・・
NHK教育は、他にも「日本語であそぼ」とかけっこう斬新だったけど、「デザイン」が切り口なのは、なかったかも。


グラフィックデザイナー・佐藤卓氏、ミュージシャン・コーネリアス、インターフェースデザイナー・中村勇吾氏、などなど。

最近にはめずらしい、お気に入りの番組(^_^)。


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2011/06/13

欲求と豊かさ・・・生活・建築に求めるもの その2


野生動物と、人間らしい「食」のちがいは、食べ物を「食べないと生きていけないから」という、本能から一歩も二歩も距離を置いたところにある。

味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚の五感をフル稼働させると、「食」のおいしさは何倍にもなる。
その何倍にもふくらんだ「感性」は、人だけが感じえる「幸福感」がある。
その「幸福感の積み重ね」が「人間らしさ」ではないだろうか。

そして「人間らしさ」は、生まれたときから備わっているものではなく、経験や知恵・思いなどの蓄積によって、育まれていくものだ。


では、日々を過ごす「空間」ではどうか・・・


建築・空間には、現在様々な用途がある。住むため・働くため・集うため・遊ぶため・運動するため・・・・
それぞれに意味があり、求められるカタチがある。
その意味も、もう一歩から、二歩・三歩と、「人間らしい感性」をより大事にしたい。

実際に見た某仮設住宅のような、電気がついて、寝床がある箱が「住宅」ではとてもさみしく、「人らしさ」でみれば疑問を感じてしまう。

かと言って、巷の「住宅街」ででも、に何の脈略も無く羅列している量産品の町並みには、それで侘しさすら感じるときもある。
一見閑静だが「乱雑な住宅地」より、色々な形はあるが「にぎやかな商店街」のほうが魅力を感じる場合だって多い。


我々の仕事は、大手各社のような経済性優先の理屈ではなく、人それぞれの「経験や知恵・思い」を、カタチとして表現していくことだ思う。

これは「一つのスタイル」にカタチを収束させると言う意味ではなく、クライアントの思いや、その土地の歴史、その建物の用途などによって、「それぞれのカタチ」があってよいという前提であるべきだ。
一日・一年・一生涯の生活の豊かさは、一元的な理屈に収束できるはずがない。


「豊かに暮らしたいという欲求」は、まさに「人間ならではの欲求」。

そして、我々建築家がその「豊かな欲求」に答える術は、クライントが「思っていた以上」の「豊かな建築・空間」で表現することだと思う。


おわり


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2011/06/09

欲求と豊かさ・・・生活・建築に求めるもの その1

少し前の、夕焼けが印象的な日曜日。我が家の屋上で家族で夕飯を食べた。
バーベキューとかでなく、普通の食事をするのに屋上にテーブルをだす。特別過ぎないのが、手軽でとても気に入っている。

食欲や睡眠欲は、人間の原始的で基本的な欲求として「教わって」きた。
しかし、それらの「欲求」をどれだけ普段意識して過ごしているか?となると、結構曖昧な感じがする。豊かさや幸福感の充足度は、「欲求の意識の度合い」に表れるように思う。

「考えない側」でシュミレートすると「食べなければ死んでしまう」「眠らなければ死んでしまう」から食べる・眠る。
「食べないと生きていけないから食べる」のであれば、ただお腹がいっぱいになればいいということになる。
いわゆる「種の保存」が前提の、「死なないため」という受動的な動機で、そうなると人間も野生の動物も同じになってしまう。

では、「豊かな食生活」とは、なんだろう。
「贅沢な料理をたくさん食べている人」であれば、単純にお金持ちだろうか。
では、「おいしい食事をしている人」となると、、、、、
人それぞれ・その時その時、さまざまな瞬間があるだろう。
どんなカタチであれ「豊かな食生活を手に入れる出発点」は同じ、、、、

それは「生きる」ことにたいして、「能動的な動機」ではないだろうか。

「潤い」や「癒し」など、人間だけがもつ心地よい豊かな「感性」が「基本的欲求」に幾重にも積み重なって、人間らしい豊かな生活に導いてくれている。



つづく



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2011/06/06

6/4,5と、大船渡・気仙沼へ

震災直後より、瓦礫類が少しずつ整理されているところもあれば、未だ殆ど手付かず状態にある所もあり、今回の震災の被害がいかに甚大であったかを、改めて感じさせられた。

特に、気仙沼は、大型漁船(恐らく遠洋用。本当に大きい)が、陸地に打ち上げられたままで、それが何隻もゴロゴロしている。陸地の水も引いていず、火災の後も生々しい。
地域によって、状況の格差が大きく、まだまだやらねばならない事も山積みだ。

今回は、前職の先輩が所属するNPO団体の活動に合流させて頂く事と、被災地で活動される方々・他団体から話を聞くが目的。
生の声は、それぞれ、非常に重く大きかった。
その声をそのままココではとても書けないが、それぞれに尽力されて、復興に向けて働かれている姿勢にはただただ頭が下がるばかりだ。

あるボランティア団体の方が「震災以降、ずっとここに入っていて被災者と共に居る。外の人には分からないことも多い」との言葉は大変大きな意味があった。
そして、一部の活動者の中には、気持ちが先回りしてしまい、被災者が望んでいないことまで、行動したり、多方面に要請の発信をしてしまっていることも散見された。
彼らの言う、我々「外の人」は、それを見極めるのが非常に困難ではあるが、一番大切な事であることも実感した。

「応急」の段階ではなく、これからを見据えた段階にはいっている。

被災者の方全員に理解されることはありえないが、「被災者の方の気持ち」により近いところで行動したいと思う。




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2011/06/03

エコ店舗デザイン


どんな産業にも「業界誌」というのがあり、
先達て、アミューズメント業界誌「プレイグラフ社」がシゴト場に・・・

「ECO店舗設計」ついて聞きたいとの事。

よくある「省エネ設備」の導入だけでなく、スマートメーターの本部集中管理や、電力そのものを自然エネルギーを購入する仕組みやらを色々しゃべりまくり・・・・

そして特に強調したのが・・・

「ECO店舗への取組をいかにお客様に伝えるか」。

実は、これが一番重要。自己満足だけでは事業提案にはならない。
ポスター等販促物だけにたよらずに、建築のデザインや、お客様に提供するアイテムのデザインなども踏まえ。


数年前から取組んでいる。
震災で注目されるのは、なんだか複雑ではあるが・・・・


「環境への取組」は必須である。


機能・性能を効果的に設計をし、デザインとして、どのようにエンドとコミュニケーションするか。

そんなシゴト。



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