2011/06/06

6/4,5と、大船渡・気仙沼へ

震災直後より、瓦礫類が少しずつ整理されているところもあれば、未だ殆ど手付かず状態にある所もあり、今回の震災の被害がいかに甚大であったかを、改めて感じさせられた。

特に、気仙沼は、大型漁船(恐らく遠洋用。本当に大きい)が、陸地に打ち上げられたままで、それが何隻もゴロゴロしている。陸地の水も引いていず、火災の後も生々しい。
地域によって、状況の格差が大きく、まだまだやらねばならない事も山積みだ。

今回は、前職の先輩が所属するNPO団体の活動に合流させて頂く事と、被災地で活動される方々・他団体から話を聞くが目的。
生の声は、それぞれ、非常に重く大きかった。
その声をそのままココではとても書けないが、それぞれに尽力されて、復興に向けて働かれている姿勢にはただただ頭が下がるばかりだ。

あるボランティア団体の方が「震災以降、ずっとここに入っていて被災者と共に居る。外の人には分からないことも多い」との言葉は大変大きな意味があった。
そして、一部の活動者の中には、気持ちが先回りしてしまい、被災者が望んでいないことまで、行動したり、多方面に要請の発信をしてしまっていることも散見された。
彼らの言う、我々「外の人」は、それを見極めるのが非常に困難ではあるが、一番大切な事であることも実感した。

「応急」の段階ではなく、これからを見据えた段階にはいっている。

被災者の方全員に理解されることはありえないが、「被災者の方の気持ち」により近いところで行動したいと思う。




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