2026/06/19

動物病院で「店舗デザインのノウハウ」を活かす

こんにちは。アトリエアイズ代表・管理建築士の今井博康です。

前回は、動物病院における「外観」が、いかに信頼の入口として機能しているかについて書きました。今回は少し視点を変えて、「店舗デザインのノウハウ」が動物病院にどう活きるのか、という話をしてみたいと思います。

動物病院と店舗。

一見すると、あまり関係がないようにも思えます。片方は医療の場であり、もう一方は商品やサービスを提供する場。役割も目的も違う。ただ、空間をつくる側から見ると、共通している部分も少なくありません。例えば、店舗は「選ばれること」を前提に設計されます。

通りがかりの人が気になり、少し立ち止まり、中に入ってみようと思う。

そして、もう一度来たいと思う。

その一連の流れを、空間としてどうつくるか。そこには、非常に多くの工夫が積み重ねられています。動物病院もまた、今は「選ばれる場」になっています。そう考えると、店舗で培われてきた考え方は、そのまま応用できる部分が多いように感じます。


例えば、入口のつくり方──少し奥まっているだけで入りにくくなり、逆に、視線が自然に誘導されると、迷いなく足が向く。

あるいは、待合のあり方──ただ椅子を並べるだけではなく、どこに座るか、どのくらいの距離を保つか、人の動きや心理に合わせて設計されているかどうかで、居心地は大きく変わります。

店舗デザインでは、こうした「人の行動」を前提に空間を考えます。

どこで視線が止まるのか。

どのタイミングで安心するのか。

どこで少し戸惑うのか。

そうした細かな積み重ねが、結果として「また来たい」という感覚につながっていく。動物病院においても、同じことが言えるのではないかと思います。もちろん、医療としての機能や安全性は大前提です。そのうえで、来院する人がどのように感じ、どのように過ごすのか。その体験を設計する視点が加わることで、空間の質は大きく変わっていきます。

動物病院は、単に診療を受ける場所ではなく、人と動物が時間を過ごす場所でもあります。
その時間が、少しでも安心できるものであるかどうか。あるいは、またここに来ようと思えるものであるかどうか。店舗デザインのノウハウは、そうした“体験の質”を整えるためのヒントを、多く持っているように感じています。


次回は、さらに別の視点から、動物病院という場所が、どのように安心感をつくっていくのか。もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

>>>第4回「福祉施設設計のノウハウ」がどのように活きるのかについて考えてみます。


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人と地域を紡ぐ建築設計
アトリエアイズWEB:a-iz.co.jp

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『リピート率100%・かながわオンリーワンの設計事務所』
一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、神奈川県でオンリーワンの建築士事務所
川崎市・横浜市・鎌倉市に拠点があり、多彩な実績と専門性で、日々の暮らしとまちづくりを支えています。

地域密着でありながら、広域展開の実績も豊富な実績があり
古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます

❶ 多彩な実績:2坪の店舗から13,000㎡を超える大型複合施設設計
❷ 多才な専門性:商業・店舗・福祉・住宅系・公共施設・文化財古民家再生等からCI・店舗ロゴまで
❸ 多細な風土アプローチ:日本各地(20都府県以上)、風土地域を読み解く創作
❹ 多采な貢献:持続可能性建築、地域域貢献イベント主催等、多様なSDGs・CSRの取組み
❺ 多咲なスキル・メソッド:カラーセラピー・木育・福祉コーディネート・文化財ドクター

2坪のインテリアデザインから13,000㎡を超える大型プロジェクト

ジャンル用途は、テナントビル・物販・飲食・美容・ジム・アミューズメント・オフィス・保育園・老人ホーム・学校・公共施設・住宅・文化財古民家再生ほか多数

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・在来木造・耐火木造、幅広い構造の選択肢
青森・秋田・岩手・山形・宮城・新潟・茨木・埼玉・東京・千葉・神奈川・長野・富山・石川・大阪・兵庫・岡山
様々な規模・多くの用途・実績エリアの広さ等、他の設計事務所にはない、多様な実績があります

持続可能・環境配慮設計にもいち早く、川崎SDGsゴールドパートナーは建築設計事務所では初期の登録
「木育」をテーマとした地域貢献イベント主催、他事務所にはないSDGs・CSR活動も積極的に取組んでいます

加えて、スタッフ全員カラーセラピスト
そしてそれぞれ、木育インストラクター・福祉住環境コーディネーター・ヘリテージマネージャー・神奈川県文化財ドクター等の資格を保有

クライアント・地域・利用者・居住者に寄り添うスキルとメソッドがあります

時を つなげる×いろどる 建築

古に学び × 今の想いを込めて × 未来を彩る
徹底したコンプライアンスによる
安心のコミュニケーション建築をデザイン
笑顔の日々を創造します 

クライアント・リピート率100%の一級建築士事務所(有)アトリエアイズ
携わったプロジェクトは250件を超えました(23.9現在)


#アトリエアイズ
#japanesearchitecture #japanesearchitect #japaneseinteriordesign #japaneseinteriordesigner #architecture
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神奈川県・川崎市其々でSDGsパートナーとして認定されていま


2026/06/12

動物病院の「信頼」は外観で決まる

こんにちは。アトリエアイズ代表・管理建築士の今井博康です。

前回、動物病院は「設計で選ばれる時代」になっている、という話を書きました。その入口にあるのが、空間の印象です。今回は、その中でも特に大きな要素である「外観」について考えてみたいと思います。


動物病院のデザイン

動物病院に限らず、建物には「顔」があります。その建物が、どんな場所なのか。どんな人がいて、どんな時間が流れているのか。それは、外から見たときに、ある程度伝わってしまうものです。


例えば、少し緊張しながら動物病院を探しているとき──

通りがかりに見つけた建物が、閉じていて、中の様子がよく分からない。暗くて、少し入りにくい。それだけで、なんとなく足が止まることがあります。
逆に、やわらかく光が入り、内部の様子が少し感じられて、人の気配が伝わってくる建物は、どうでしょうか。「ここなら大丈夫かも」と、自然に一歩踏み出せることもある。


この違いは、ほんのわずかなもののようでいて、実はとても大きい。外観は、単にデザインの問題ではなく、「安心して入れるかどうか」を左右する要素だからです。

動物病院は、多くの場合、不安と一緒に訪れる場所でもあります。体調が悪い、様子がいつもと違う。そうした状況の中で、建物そのものがさらに緊張を強めてしまうのか、少しでも和らげてくれるのか。その違いは、決して小さくありません。

大切なのは、

入りやすいか。

中の様子が少し感じられるか。

安心できる気配があるか。


そうした“感覚の設計”です。例えば、ガラスの使い方ひとつでも、ただ開けばいいわけではありません。外からの視線と、内部の落ち着き。そのバランスをどうとるか。あるいは、庇や屋根の形状で、人や動物をやさしく包み込むような印象をつくることもできる。外観は、機能や構造の結果でありながら、同時に、人の心理に働きかける装置でもあります。


動物病院の外観は、いわば「最初のコミュニケーション」です。

言葉を交わす前に、その場所がどんなスタンスで人を迎えているのかを伝えている。設計という仕事をしていると、図面や仕様の話に意識が向きがちですが、実際に人が感じているのは、もっと手前の部分です。

「なんとなく入りやすい」

「なんとなく安心できる」

その「なんとなく」をつくることが、外観に求められている役割なのだと思います。


次回は、ほかジャンルのデザイン・ノウハウから動物病院を見てみましょう。動物病院が、どのように選ばれる空間になっていくのか。少し視点を変えて考えてみたいと思います。

>>>第3回「動物病院で、店舗デザインのノウハウを活かす」。


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地域密着でありながら、広域展開の実績も豊富な実績があり
古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます

❶ 多彩な実績:2坪の店舗から13,000㎡を超える大型複合施設設計
❷ 多才な専門性:商業・店舗・福祉・住宅系・公共施設・文化財古民家再生等からCI・店舗ロゴまで
❸ 多細な風土アプローチ:日本各地(20都府県以上)、風土地域を読み解く創作
❹ 多采な貢献:持続可能性建築、地域域貢献イベント主催等、多様なSDGs・CSRの取組み
❺ 多咲なスキル・メソッド:カラーセラピー・木育・福祉コーディネート・文化財ドクター

2坪のインテリアデザインから13,000㎡を超える大型プロジェクト

ジャンル用途は、テナントビル・物販・飲食・美容・ジム・アミューズメント・オフィス・保育園・老人ホーム・学校・公共施設・住宅・文化財古民家再生ほか多数

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・在来木造・耐火木造、幅広い構造の選択肢
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持続可能・環境配慮設計にもいち早く、川崎SDGsゴールドパートナーは建築設計事務所では初期の登録
「木育」をテーマとした地域貢献イベント主催、他事務所にはないSDGs・CSR活動も積極的に取組んでいます

加えて、スタッフ全員カラーセラピスト
そしてそれぞれ、木育インストラクター・福祉住環境コーディネーター・ヘリテージマネージャー・神奈川県文化財ドクター等の資格を保有

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古に学び × 今の想いを込めて × 未来を彩る
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携わったプロジェクトは250件を超えました(23.9現在)


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2026/06/05

動物病院は「新しい設計で選ばれる時代」になっている

こんにちは。アトリエアイズ代表・管理建築士の今井博康です。

我が家でもペットを飼っていることもあり、最近、動物病院の計画について考えることが増えました。街を歩き、建物を見て、そして人の流れを見ていると、ひとつ、はっきりと感じる変化があります。

動物病院は、「近いから行く場所」ではなくなってきている、ということです。



少し前までは、動物病院を選ぶ基準は比較的シンプルでした。自宅からの距離や、知人からの紹介。あるいは、昔からあるという安心感。もちろん、今でもそれは大切な要素です。ただ、それだけでは選ばれなくなっているのも事実です。

いま、飼い主は来院する前に、ほとんどの情報を見ています。ホームページ、地図アプリ、口コミ、写真。そして、そこに写っている「空間の印象」。

クリニックの佇まい、入口の雰囲気、明るさや清潔感。言葉では説明されていない部分を、直感的に受け取っている。そして気づかないうちに、「ここなら大丈夫そうだ」と判断している。

これは、設計をしている立場からすると、とても興味深いことです。

なぜなら、本来評価されるべきは診療の中身であるはずなのに、その手前の段階で、すでに選別が始まっているからです。どれだけ丁寧な診療をしていても、どれだけ想いを持って取り組んでいても、その入口にある印象が不安を与えてしまえば、そこにたどり着く前に選択肢から外れてしまう。


少し厳しい言い方をすれば、「良い病院」であることが伝わる前に、“選ばれない理由”がつくられてしまうこともある。


では、その“入口”をつくっているものは何か。それが、設計です。ここでいう設計は、見た目を整えるという意味ではありません。

入りやすいと感じるか。

安心して待てるか。

動物も人も、少しだけ緊張が和らぐか。

そうした、言葉にしづらい感覚を、空間として整えていくこと。動物病院は、単なる医療施設ではなく、人と動物の関係が表に出る場所でもあります。不安を抱えて訪れる人もいれば、日常の延長として立ち寄る人もいる。そのどちらに対しても、過不足なく応える空間が求められている。


そう考えると、設計は“飾り”ではなく、むしろ信頼の土台に近い。
動物病院は今、診療の質だけで語られる場所ではなくなりつつあります。

空間のあり方そのものが、選ばれる理由のひとつになっている。


次回は、その入口にある「外観」について、もう少し掘り下げてみます。動物病院の顔が、どのようにして信頼につながるのか。日々の中で見えてきたことを、少し整理してみたいと思います。

>>>第2回|動物病院の「信頼」は外観で決まる

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一級建築士事務所(有)アトリエアイズは、神奈川県でオンリーワンの建築士事務所
川崎市・横浜市・鎌倉市に拠点があり、多彩な実績と専門性で、日々の暮らしとまちづくりを支えています。

地域密着でありながら、広域展開の実績も豊富な実績があり
古:文化財古民家再生継承~今:ヒアリング×クリエイティブ~未来:持続可能・環境配慮設計に取組んでいます

❶ 多彩な実績:2坪の店舗から13,000㎡を超える大型複合施設設計
❷ 多才な専門性:商業・店舗・福祉・住宅系・公共施設・文化財古民家再生等からCI・店舗ロゴまで
❸ 多細な風土アプローチ:日本各地(20都府県以上)、風土地域を読み解く創作
❹ 多采な貢献:持続可能性建築、地域域貢献イベント主催等、多様なSDGs・CSRの取組み
❺ 多咲なスキル・メソッド:カラーセラピー・木育・福祉コーディネート・文化財ドクター

2坪のインテリアデザインから13,000㎡を超える大型プロジェクト

ジャンル用途は、テナントビル・物販・飲食・美容・ジム・アミューズメント・オフィス・保育園・老人ホーム・学校・公共施設・住宅・文化財古民家再生ほか多数

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・在来木造・耐火木造、幅広い構造の選択肢
青森・秋田・岩手・山形・宮城・新潟・茨木・埼玉・東京・千葉・神奈川・長野・富山・石川・大阪・兵庫・岡山
様々な規模・多くの用途・実績エリアの広さ等、他の設計事務所にはない、多様な実績があります

持続可能・環境配慮設計にもいち早く、川崎SDGsゴールドパートナーは建築設計事務所では初期の登録
「木育」をテーマとした地域貢献イベント主催、他事務所にはないSDGs・CSR活動も積極的に取組んでいます

加えて、スタッフ全員カラーセラピスト
そしてそれぞれ、木育インストラクター・福祉住環境コーディネーター・ヘリテージマネージャー・神奈川県文化財ドクター等の資格を保有

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徹底したコンプライアンスによる
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クライアント・リピート率100%の一級建築士事務所(有)アトリエアイズ
携わったプロジェクトは250件を超えました(23.9現在)


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