2011/03/31

24時間テレビからのメール

24時間テレビに募金をしました。
今日、こんなメールがきました。


☆「24時間テレビ 東日本大震災 緊急募金」にご参加いただいた方にお送りしています。

この度は募金にご協力いただき、誠にありがとうございました。

これまでに、12万5429件、6億9042万807円の募金が寄せられ、最も被害の大きかった岩手県、宮城県、福島県に義援金として1億円ずつを本日お贈りしました。
お預かりした募金はそのすべてを、今後全国の被害状況に合わせた支援や復興に役立たせていただき、皆様にご報告させていただきます。
また、24時間テレビでは引き続き緊急募金をお願いしています。皆様のあたたかいご支援をお待ちしています。

携帯電話からの募金はこちらから
http://cr.ntv.co.jp/ml/u/l?p=Ub1GTlXj244JmAgq_X_czQZ  

PCの方はこちらから
http://cr.ntv.co.jp/ml/u/l?p=Ub1GTlXj245JRS-rAnz6dwZ

24時間テレビチャリティー委員会


経緯が分かるのと、少しでもしてよかったと思える。

自分が出来ることは、本当にちょっとしたコトでしかないのだけれど・・・

少しでも早く、復興へ。




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2011/03/30

これからのキーワード「エシカル」



今朝の日経MJ。紙面に大きく「エシカル」の文字。

エシカルとは・・・

本来は「倫理的」「道徳的」を意味する英語で、環境保護や産地での労働搾取の解消、フェアトレードなどに配慮する姿勢をしめす。
地球や社会との関わりを念頭に置いた消費活動・態度を示す言葉として定着したものでは「エコロジー」や、健康と地球の持続可能性を重視するライフスタイルの「ロハス」などがあるが、「エシカル」はこれら環境問題や社会全般への配慮を包括した言葉といえる。・・・日経MJより抜粋。

少し前から「エシカル」活動が見られていました。
下添付の新聞記事は半年以前のもの。




我慢・削減・置き換え等、これまでは「消費の転換」が主目的。
これからは、安に消費活動を転換・否定するのではなく、消費を通して環境問題・社会貢献に取組む経済活動・価値観にシフトする・・・私はそう捉えています。


空間デザイナーとして、より積極的に取組んで、提案して、浸透させたい言葉です。



注目記事
津波避難ビル
省エネする換気設備 熱交ロスナイ換気
エシカルな「省エネ」建築


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2011/03/29

LED照明、実際の収支。



実際に設計しているプロジェクトでの、LED照明導入の試算表。
改装案件で、これまで使っていた照明器具と、新規LEDとの比較。

グラフの赤い線がLED、緑線が既存の水銀灯。
イニシャル+ランニング合算で、収支計算。
この計算だと、導入後2年以内で収支が転換し、LEDの方が断然お得な計算になる。

400平米程度の店舗デザインでの検討。
この計算表は「ベース照明」と呼ばれる「空間全体の明かり」。
全体照明なので、ランニング・コストでのインパクトが非常に大きい。
机上の計算とはいえ、2年でペイできる勘定であれば、イニシャルで多少の割高感があっても採用できる。

詳細についても検討をしていて、間接照明用の部分だけだと5年ではペイに至らず、LEDより、蛍光灯の方がまだ有利という結果もあった。

しかし、「部分使用で蛍光灯を入れてしまうと、結果的に玉換えなどスタッフの労力となり、見えないコストが発生する。」という判断から、間接照明もLEDとなり、トイレを除く全てで採用が決定した。


これからは、より加速度的にLED採用案件が増えるだろう。

そして、今後しばらく、この店舗の電気代をリサーチさせて頂くことになる。





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2011/03/28

たくさんのカラーチップは、デザインのこだわり(^_^)



建築デザインでは塗装色を選ぶとき「ニットコウ(日塗工)」のカラーチップを使います。
ニットコウは「日本塗装工業会」の略。全600強程度の色。

建築業界の標準ツール・・・では、ありますが・・・・私にとっては、これだけでは全然足りない。
今では、建築業界以外の、印刷業界用、自動車業界用などまでカラーチップが増えました。


他業種のものは、顔料が異なるので、建築用塗料では「再現」しきれない事が通例。
印刷用や自動車用だと、カラーチップ通りの色ができないのです。

それでも現場の職人さんと、すったもんだしながら「イメージの色」をつくっていきます。
建築業界的には日塗工で済んでいるので、往々にして最初は嫌がられます・・・f^_^;。

そもそも、自然の色数は何十万色、何百万色・・・無限、とまで言われています。
そうなると、その素材感と並ぶ色、置かれている什器や物品の背景である色が、600程度の選択肢ですむはずはないのです。


建築業界の色数が一番少なかったりします。
・・・すごく不思議です。








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2011/03/25

太陽「熱」利用!




ここ数日、エネルギーに関して考えさせられる局面が多々あるのではないでしょうか。
建築士として、今一度これまでの技術・実績を見直す機会にもなっています。

「エネルギーを生む」
現在、住宅にしろビルにしろ「一棟単位」で生活エネルギーに転換出来るのは、やはり「太陽」。
本記事では「発電」ではなく、「熱」利用についての最新情報。

太陽光発電が注目される以前、「太陽熱利用」が先駆けでした。
これはエネルギー変換効率が「熱」の方が高いことと、比較的簡易なテクノロジーであったことが理由です。
子供の頃に、空き缶やら空き瓶を黒くして並べて、太陽熱で「お湯」をつくる、アレ。

すでに1年ほど前に、東京ガスから「手摺につける集熱パネル」が発表されています。
集約型の屋根設置タイプにくらべ、戸別対応として、主にマンション需要を見込んだもののよう。

垂直に設置されるので、転換効率は多少おちますが、去年の猛暑では性能がフルに発揮され、パネルのお湯が1日に2回転した様子。

南向きのバルコニーの場合は、標準的な3人家族の給湯使用量の約16%を太陽熱で賄え、従来の給湯器に比べて年間のガス消費量およびCO2排出量を約29%(約270キロCO2)削減できるそーで、価格は約130万(工事費別)。


そして、デザインがすっきりしていいて見た目がいいです。
事業系のビルにもいいかもしれません。


「熱」利用も巻き返しとばかり、今後、注目の自然エネルギーです。
都でも新しい補助制度を創設する予定。









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2011/03/24

変化

被災者の方は「変わらざるをえない・・・・」状況にあると思う。

神奈川に住む自分の身の回りも、、、、、

地震の日以降、色々なことが変化している。


どうせ変わるなら、、、、、前向きでありたい。


最近そう思う。


基本となるのは、、、、

新しい価値観なのか、

忘れていた価値観が甦るのかは、


分からないけど・・・


どうせなら、進化したい。





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2011/03/22

太陽光発電 導入試算!


今後は「エネルギー確保」について、建築設計ではより大きな意味を持つようになるでしょう。
今日のブログは以前の記事をもう一度。「太陽光発電導入の検証」です。

<費用は200~300万円>
規模・工事状況によりますが、一般的には上記の金額が目安。
補助金との兼合いで、1Kwあたり65万円以下のものを選択するケースが多い。
3Kw~4Kwのシステムが多い。
概算・・・65万円×3.5Kw=227.5万円+工事費

<地域によって補助金が+アルファ>
・国の補助金1Kwあたり7万円
・国の補助金の対象は、1Kwあたり65万円以下、発電能力10Kw未満。
・地方自治体の補助金もあり。都・区、県・市など合わせて補助が受けれます。

<電気は1Kwhあたり48円で売れる!>
・昨年11月から、新しい買取制度がスタート。これまでの2倍の価格で売れます。
・1Kwhあたり48円。(諸条件により変動もあり)
・10年間、契約している電力会社が買取。
・ポイント!・・・日中の電気使用量を減らせば、当然売れる量も増える!

<昼間の電気代がゼロになるかも>
・条件さえ整えば、発電分で日中の電気代をまかなえることも。

<要注意点!>
・モトをとるには、15~20年かかると言われています。法定耐用年数は17年。30年もつとは聞きますが、こればかりは個々によるのでナントモ。。。
・新築では工事時のトラブルはあまり聞きませんが、後乗せの場合、設置部材で屋根の防水が破断された等、増えているようです。


<本日の追記!>
今後は「電気を貯めておく」ことも重要事項。
まだ発展途上ではありますが、商品化されているものもあります。
住宅では、フル蓄電で10時間使える試算もあります。




複合的な設備設計が問われます。








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2011/03/21

応急危険度判定士とは・・・? 建築士として出来る事。



被災地の一部で「応急危険度判定」が始まったようです。

「応急危険度判定」とは・・・

「地震等で被害にあった建物の構造被害を確認し、その後使用の危険性を判定する」もの。
余震等により、建物の破壊がすすみ二次災害が起きるケースが、阪神淡路大震災で多く見られました。

そこで、建物構造の専門知識を持った資格者が、被災地を回り建物の安全な使用を促します。
上の写真は、「判定手帳」と「腕章」。
手帳の中には、判断基準になるような、それこそ阪神淡路の事例がつまっています。

3段階評価で、信号機のように緑・黄・赤の印を街頭建物に表示して周知をはかります。
赤い印は危ない建物なので、使用中止。近づかないようにしてください。



これはあくまで「応急」=「一時的な使用の対応」。
罹災証明とは異なりますので、危険度判定により、その後の行政援助には影響されません。


これは一級建築士で、講習を受け、応急危険度判定資格を持っているものにしかできません。
しかし、この資格保有者は相当数いるようです。
自分も、社会貢献になれば・・・と思い取得しました。

現在は、地元の一級建築士さんが活躍されている様子。
神奈川県の我々にも、声がかかるかもしれません。
いつでも出れるように、仕事も調整中。

本当は使わないですませたい資格でしたが、微力ながら「建築士の職責」として自分が出来ることを少しでも・・・

被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。




(財)日本建築防災協会・・・応急危険度判定協議会のサイト








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2011/03/19

電力の「管理」


今日は土曜日。計画停電も一段落しそうです。
しかし、折角心掛けた「節電」を「日常」にする良い方法は何かないか・・・
最近広がっている、こんなシステムがあります。



消費電力が少ない器具をいくら揃えても、それを使うのは、我々人間。

つい消し忘れたり・・・とか、
設定温度がすこし余分盛だったり・・・とか、になりがちです。

これまで商業店舗やオフィスなどで導入されていた「消費電力を監視・管理」するシステム。
住宅向けにも広がってきました。



概要としては・・・・

住宅内の各設備機器をLANで連携。
インターネットを経由して、携帯電話などで操作できるシステム。
機器別・部屋別に電気を「見える化」。
電気の使用状況をチェックし、無駄遣いを抑制し、省エネの意識や行動を誘導するきっかけともなります。


商業・事業などの大型建物では「ちょっとした加減」が「消費エネルギーの大量消費」になっていました。
見える化を図ると、集中管理側はもちろん、そこにいる一人一人の意識が変わり、「大きな省エネ」につながった実績が多々あります。

感覚でなく、消費電力をただしく認識できるので、「使い方の加減」がしやすく、努力した分の「結果」を楽しめます。
省エネも「分かりやすく・楽しく」。









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2011/03/17

電気をためるには・・・

これだけの震災がおきてしまうと、建築士として考え込んでしまいます。

その中で、やはり「エネルギー確保」はどんな状況にあっても重要。
今、私が注目しているのが、発電そのものと合わせて「蓄電」。

夜間の電力を蓄電し、昼間使うシステム。



照明100W+冷蔵庫200W+テレビ200W=合計500Wで、10時間使える電力を溜める事ができる計算。



大手各社は「今年」がその元年になっていたらしく、検索するとプレス・リリースが目立ちます。







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反響

先達て書いた記事「停電時のトイレの使い方!」。

月~水の3日間で3000ヒットをオーバーしていました。

少々、驚き・・・・

ちぃ~ちゃなことですが、建築家として、ちょっとでも役に立てれば・・・




そのブログ・・・http://a-iz.blogspot.com/2011/03/blog-post_14.html





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2011/03/16

「プロ」の想像力。

二ヶ月ぶりに、隣町の聖マリアンナ医大病院。

自宅は計画停電中だったが、さすがに総合病院のある地域は電気が通っている。


腎臓ネフローゼで一ヶ月入院してから約一年が経った。
再発する可能性は五分五分と主治医におどかされているが、ありがたい事に経過はよい。


腎臓病は症状が重いと人工透析が必要になる。
自分はそこまでに至っていないが、被災地で人工透析ができないというニュースを聞くと人事ではない思いだ。


自身、闘病を経験して本当の難儀さ加減は、体験者でなければ分からないと痛感した。
実際、完全復調までは入院前後あわせ、一年をほぼほぼ使ってしまった。

東北地震の被災者のつらさは、想像をはるかに超えるはずだ。

そして、そういった想像力はなくしてはいけないと思う。

持っている知識や技術を活かすのは、想像力の働かせ方。建築家として「地震と向き合う」仕事であれば、なおさらだ。


主治医の先生が今日は無精髭だった。
神奈川県川崎市の聖マリでも、地震の日から家に帰っていないらしい・・・






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2011/03/15

簡単に出来る節電。



関東では、本格的に「計画停電」が実行される様子。

出来ることは本当にちいさいなぁ・・・

と思いつつ小さな積み重ねで「節電」。

基本的に使う機会を減らすことと同時に、使う時も容量削減。

まずは「照明を間引く」ことから。

自宅のLDは、配線レールを使っているので、照明自体を外し灯数を削減。

とても簡単で、有効な方法。普段のスイッチの入切で省エネができます。

配線レールでなくても、器具についている電球を間引けば節電になります。


床暖房も使用中止。キャンプのテント内で使う防寒マットを敷いて寒さ対策。

今回の節電は「継続」も意味を持つのでは・・・・と。

微量でも、容量そのものが減らせれば。

簡単ですので、皆さんも是非。



こうしてみると、随分と「快適」を優先していたんだなぁと感じます。

その事自体は決して悪いことではないのだけれど・・・









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