ここ数日、エネルギーに関して考えさせられる局面が多々あるのではないでしょうか。
建築士として、今一度これまでの技術・実績を見直す機会にもなっています。
「エネルギーを生む」
現在、住宅にしろビルにしろ「一棟単位」で生活エネルギーに転換出来るのは、やはり「太陽」。
本記事では「発電」ではなく、「熱」利用についての最新情報。
太陽光発電が注目される以前、「太陽熱利用」が先駆けでした。
これはエネルギー変換効率が「熱」の方が高いことと、比較的簡易なテクノロジーであったことが理由です。
子供の頃に、空き缶やら空き瓶を黒くして並べて、太陽熱で「お湯」をつくる、アレ。
すでに1年ほど前に、東京ガスから「手摺につける集熱パネル」が発表されています。
集約型の屋根設置タイプにくらべ、戸別対応として、主にマンション需要を見込んだもののよう。
垂直に設置されるので、転換効率は多少おちますが、去年の猛暑では性能がフルに発揮され、パネルのお湯が1日に2回転した様子。
南向きのバルコニーの場合は、標準的な3人家族の給湯使用量の約16%を太陽熱で賄え、従来の給湯器に比べて年間のガス消費量およびCO2排出量を約29%(約270キロCO2)削減できるそーで、価格は約130万(工事費別)。
そして、デザインがすっきりしていいて見た目がいいです。
事業系のビルにもいいかもしれません。
「熱」利用も巻き返しとばかり、今後、注目の自然エネルギーです。
都でも新しい補助制度を創設する予定。
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