祈ることしか出来ないのが悔しいです。

このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。

独立当初お世話になったクライアントが福島浜通りで、未だに連絡が取れず、気が気ではありません。
本当に、無事をお祈りします。
今はただ祈ることしか出来ないことが悔しくてなりません。



そして、あえて批判を受けるつもりで書き込みをさせていただきます。

ネットの一部に、同業建築家や近接業種の方の中で｢ウチは～工法だから大丈夫でした」などの趣旨の記載が見受けれられますが、私は違和感を感じています。

被災された方の気持ちにへの配慮が軽薄ではないかと。
そして、その「～工法」も、少なからず先人たちの犠牲により補強された経緯があったのではないか。
知識を披露する前に、これまでと現状にもうすこし想像力を働かせるべきではないでしょうか。

確かに、ここまでの被害の大きさが想像はできませんでしたし、それぞの置かれた状況により、感じ方・考え方が異なり、また、過去の経験があるからこその書き込みもあるかもしれません。

遠方にいる大多数の人間に出来ることは限られています。
だからこそ、今しばらく、先のような表現は控えていただきたいと思うのは私だけでしょうか？