断熱塗料も随分と進歩した。
初めて目にしたのは、かれこれ10年以上も前になるが、それだけ経てば性能も格段にあがる。
色々種類も増えているが、シンマテリアルという会社の「キルコート」が、結構目立っている。塗料だけで熱量を90%「反射」させる。
大型の商業施設で屋根に塗装した実績はとても効果があり、空調負荷も削減された。
「熱を反射」させるので、外装は勿論、内装にも有効で、適用範囲が非常に広い。
外壁や屋根であれば、夏の暑い日射熱をはじき、内壁であれば室内の熱が外に逃げづらくなるので寒冷地などで効果が高い。
下図は非常に分かりやすい、サーモグラフィーのデータ。左の緑が塗料済み、右が未施工の状態。
この手の材料は乱立しがちだが、そろそろ淘汰が始まるだろう。
この会社ではないが「窓に塗れる断熱塗布」もある。これも、かなりの高性能のがある。
近年、ハメ殺し窓が多いので、ビル内のレストラン等でも多数採用している。
今夏は、節電が叫ばれるが、省エネ対策は以降も非常に有効だ。
適度なイニシャル・コストで、大きな効果を得る方法は、建物構造・用途等により千差万別、色々な方法がある。
省エネ建築に関するお問合せは、メール info@a-iz.co.jp へ
関連記事
・津波避難ビル
・省エネする換気設備 熱交ロスナイ換気
・エシカルな「省エネ」建築
atelier Aiz WEB SITE ・・・ www.a-iz.co.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿