2011/05/07
設計のこだわりと、あるドラマ・・・・
珍しくドラマを見ている。TBSの「生まれる。」。
ある縁がきかっけだけど、今日はその話ではなく、、、、(^_^;)。
昨日は3回目。
自分の娘の「誕生」と少しかぶったので、特に印象深かった。
自分の娘は、切迫早産。予定日より2ヶ月も早かった。
生まれた時の体重は1050g。産声も小さく、まるで子猫が泣いているよう。
集中治療室に2ヶ月、退院してきた時は本当にうれしかった。
その時の苦労話はたくさんありすぎて尽きないが、本当に大変だったのは自分ではなく、カミさんとその時5歳だった息子だ。
痛みに耐えながらお腹の子を守り、入院して母がいない寂しさを息子は頑張って我慢した。
その娘は現在6歳。
元気いっぱいで、時々手がつけられないほどだ。(^_^;)
今、笑っていられるのは、とてもありがたい。
経験しないで済むならそれに越したことはないが、自分の価値観・人生観への大きな出来事ではあった。
仕事面への影響も大きく、団欒や安全への思い入れはより大きくなった。
こと住宅設計では、単純な性能の比較検討でなく、「思い入れ・思い出」を大切にして欲しいクライアントとに言っているのは、自身のそんな「思い出」があるからだ。
自分の「設計思想」の根底は、理論や効率だけではないものが基本にある。
これは他の建築士と話をしている時、違いを強く感じる。
昨今は、節電・省エネが叫ばれる。
もちろん設備も大切だけど、家は住む人の「思いありきの空間」が、やっぱり「一番」だ。
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