計画換気をより有効にするのが、断熱性能。
断熱性能ばかりが重要視されるが、複合的な配慮がなければ、効果も半減となる。
結果、梅雨の鬱陶しさをそんなに心配しなくてもよい。
複合的な性能の更なるプラス・アルファとして、防湿性能のある内装材の選択も有効である。
設計提案の中で、LDKや子供室などを優先的に南側に配置し、ご夫婦の寝室を北側等、比較的日照条件が低下する位置にレイアウトしたりする。
朝の爽やかな目覚めは、夜ゆっくり眠れることから。落ち着いて就寝できる空間には、大きな窓はマイナス、というのが設計趣旨だ。これは殆ど、ご理解頂いて、むしろ喜ばれている。
ここで、神経を使うのが湿気対策だ。
先の、計画換気・断熱性能+ECO建材が重要になってくる。
新築に入居されて、「今年は梅雨の湿気がつらくなかった」と言っていただくと大変うれしいし、「寝室のデザインを気に入って」いただけていれば尚更だ。
結構不快指数が高い季節。シェルターとしてだけでなく、居たくなる家であることが既成ではできない「住宅設計」である。
おわり
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