建築業界では、家はよく「箱モノ」と呼ばれる。
これは、家・部屋を「箱単位」で、捉えているからだろう。
部屋を小分けにし、壁を建てて、ドアで仕切る発想は、あまりにもつまらない。
光や空気の流れのことを考えると、箱単位の分割は「滞る」ばかりだ。風通しのよい家は、窓の開け方だけでなく、空間の捉え方そのものにある。
そう考えると、家族のコミュニケーションも面白いように同じ理屈になる。
「風通しのよい家庭」の根底には、何気ない関わりのい「積重ね」がるように思う。
気配が伺われて、どこに誰がいるかがわかる、家族が成長する過程でそんな空間での「思い出」は、とても大切だと思う。・・・・同じ屋根の下で暮らす家族なのだから。
「○LDK]の単位から離れるところから、豊かな日常が生まれるような気がしてならない。
おわり
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